(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

費用対効果の発想がなさすぎる

目黒区の政務調査費とか、国会議員の議員宿舎とか、議員の特権かしましい今日この頃でありますが、タケルンバは全く関心がありません。ええ、どうでもいいです。何でどうでもいいかというと、「特権がある=悪い」って話しかしてないから。特権があることは悪いことじゃねえですよ。
結局こういうのは「費用対効果」の問題だと思うわけですよ。費用に見合う効果があれば良し。給料が1億だとしても、1億以上の効果があるなら万事OK。文句を言う筋合いなし。こういう考え方。特権が悪いかどうかは、費用対効果で決まる話。つまり「特権が効果に見合わない=悪い」という考え方なわけです、はい。
ところが、ただただ特権が悪いと言ってるんだよね、みんな。で、この話の行き着くところは「タダでやれ!」だと思うんだけど、タダなら誰もやらんし、それでやれるのは金持ちだけだし、金持ちばかり議員になったら金持ち優遇策ばかりになる。そうならんために、政治家専業で食っていけるだけの待遇が保障されている面もある。「ドーンと金やるから、ドーンといい政治やれい」というのも考え方としてアリじゃないですかね。あんまりせこいことばかり言うと、政治もせこくなりまっせ。
もっとも、特権を付与するにふさわしい人間を選挙で選べてないから、こういう問題が起こるんですけどね。有権者のレベルの問題ですわね。