随分リーズナブルな契約だこと
松坂のレッドソックス入りが決定！
随分難航していたわけですが……レッドソックス粘り勝ちといった感じですわね。ま、今回の交渉はレッドソックスのみ弱みがないという微妙な交渉。西武はなんとしてもポスティングマネーが欲しいし、松坂は西武にそれをくれてやり、さっさとアメリカに行きたい。一方、レッドソックスは仮に松坂が採れなくても日本に戻るだけなので、ライバルが強くなるわけでもない。このあたりの弱みの有無が交渉を左右しましたな。
とはいえ、付帯条件の充実っぷりを見るに、さすがはボラス。報知新聞によると、こんな条件が盛り込まれているそうな。
- トレード拒否権
- 専属通訳
- 専属トレーナー利用許可
- キャンプ・シーズン中の住宅手当
- 家族席の確保
- 家族のシーズン中の日本往復チケット１０回分
- 交通費
しめて約２００〜３００万ドル分の条件とのこと。６年という長い期間、トレードされることなくボストンで生活という安定を勝ち取ったわけで、松坂としては名より実を取ったって感じでしょうな。ボラスはご破算にしたかったんだろうけどねえ。
