ガチといえどスポーツ

Ｋ−１Ｄｙｎａｍｉｔｅにて秋山・桜庭戦。何かひでえ試合でしたなあ。運営側の不手際祭り。比較的格闘技観戦歴が長いメンバーで見てたんだけど、殴られはじめた初期から「止めろ！」の大合唱。あれは止めるの遅すぎる。
途中で秋山もレフェリー振り返ってたからなあ。で、「え、いいの？」「これ、大丈夫？」って感じから「頼む、止めてくれ」「おい、死ぬぞ」という風になってたからね。結局最後はレフェリーが止めず、運営側の誰かがゴングを鳴らし、それに気付いたレフェリーが試合を止めるという微妙なレフェリーストップ。こんなこと大晦日にやっちゃダメだよ。ジャンルごと吹っ飛ぶよ。
運営側の桜庭に対する過度な期待もあるのかねえ。前もグロッキーなのに試合を止めず、夢遊病者のような状態で結局勝ったことあるもんな。あのときも止めなかったことの運営責任が指摘されていたわけで。「桜庭なら大丈夫」的な主観的な判断はダメ。スポーツなんだから、一定の基準で機械的に止めないと。殺し合いとスポーツの試合を分ける決定的な境界線だからねえ。大晦日に感じの悪い試合でした。大丈夫か、桜庭。