かきのせいじゃないぞ
リンガーハットが「かきちゃんぽん」の販売不振で赤字転落らしい。
これ、ちょっと解せないんだよね。というのも、わしゃ麺好きだからリンガーハットにもよく行くけど、「かきちゃんぽん」って食べたことないんだよね。わしゃかき好きだし、ノロウイルスで気にしてるどころか、安くなったおかげで、むしろ例年よりかき消費量は増えているくらいだけど、ちゃんぽん屋でかき食べようと思わないというか。ノーマルのちゃんぽんが食べたいだけで、季節物とか企画物が食べたいわけじゃねえと。
で、これって麺好きとか、リピーターの大多数の意見でねえかと。リンガーハットに行く客のほとんどがノーマルのヤツを食べるわけで、注文比率が少ないメニューの動向如何で赤字になる経営ってどうなのかねえ。「かき怖いから、ちゃんぽん食べるのやめよう」って話になるわけねえから、来客動向には全く変化ないはずだしね。「かきちゃんぽん」の売り上げだけが減ったって話なわけで。
もちろんノーマルなヤツを値下げし、その分の利益は他の高利益率の商品で補うって考え方はわかるし、その高利益率の商品がまさしく「かきちゃんぽん」なんだろうけど、たった１つのメニューで赤字になる経営って「丁か半か」のバクチですわね。リスク管理の面で問題あり過ぎ。しかも、ちゃんぽん屋なのにかきリスクで赤字って残念すぎる不始末。かき鍋とか生がきとかカキフライで商売しているならともかくさ。経営陣の責任逃れの口実っぽさを感じる次第。株式を公開している会社は大変だね。
