(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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「自分探しの旅」in 香港 −3日目−

本日はマカオ行き。香港に来たなら、やはりマカオは外せん。上環の名もなき麺屋でニラ餃子麺(10香港ドル)を食らい、軽く腹ごしらえしていざマカオ。海岸沿いを歩くが……えらいことになってる。金沙酒店(サンズ)ができて以来、何だかスゲエことになってるなあとは昨年の時点で思ってはいたが、さらにご発展。ミニミニラスベガス状態。マカオ金あんなあ。恐ろしや。
しばしカジノで打つも一進一退で戦果なし。ま、負けなかっただけ良しとしましょうね。遊んだだけOKですよ。

  • ココイチのエビ煮込みカレーとはさすがに違う

ネットで発見し、気になっていたカレーがあるのでリスボアホテルへ。このエビカレー(ページ中頃)を食べるべく楽宮へ。「戦隊もののイエローか」ばりにカレーが好きな人間にはたまらん画像。このエビカレーを食べる前には死ねん(大げさ)。
で、出てきたエビカレーは噂にたがわぬもの。エビ・ジャガイモ・玉ねぎといういたってシンプルな具なのだが、軽く揚げた大きめのエビがゴロゴロゴロとむやみに入っている。「干しエビですか?」とばかりの残念なサイズである「ココイチのエビ煮込みカレー」とはさすがに違う。辛さも程よく、こいつはうまい。オススメだ。
値段は少々お高い65パタカ(香港ドルと等価、約1010円)。ちなみに楽宮があるフロアは、いわゆる「回遊魚」のお姉さまたちがいらっしゃるフロアでもある。興味のある人は目の保養にどうぞ。

  • セナド広場でさらに食う

リスボアのカジノでさらに勝負。お遊び程度のスロットマシンで順調にマイマネーを溶かし、ブラックジャックで取り返したものの、大小で負け、終わってみるとまたトントン。プラマイゼロになったところで潮時と判断し、セナド広場へ。
行き先は蔡瀾美食坊の詠藜園。遂にマカオにも進出。儲かってんなあ、蔡瀾。で、目的はここの坦々麺。これを食べないと香港に来た気がしないというくらいのタケルンバの定番。辛いけど旨みが感じられるのよ。こういう辛さならいくらでもというかね。これですよ奥さん!
ちなみにお値段は19パタカ(約290円)。値段以上の価値はありまっせ。食後に近くの義順でミルクプリン。香港より割安の15パタカ(約230円)。基本的にマカオは香港より何でも安い。お得だ。

  • 無難オブデザート

マカオを出て香港に戻る。帰りのフェリー内で「そういやまだ許留山行ってねえなあ」と思い立ち、行くことに。
この許留山、香港じゃ定番中の定番であるスイーツのチェーン店。こんなところなわけですよ。そこら中にあるし、味も無難なのでオススメなのでござるよ。
で、今回食べたのが「椰汁雪蛤官燕撈」という代物。55香港ドル(約850円)もする高級品でござるよ。で、どんなものかというと、ココナッツミルクにツバメの巣と雪蛤が入ったものと、フルーツの盛り合わせ。雪蛤というのはカエルの脂肪で、ブニブニしていてコラーゲンたっぷり。体にもいいらしいのよ、奥さん。蛇食ったり、カエル食ったり、今回はこんなのばっかだな。甘さ控えめ。無難にうまし。

  • 日本好きが増えるのはいいことなのだが

雨が降ってきたので雨宿りをかねてHMVへ。店内から聞き覚えのある曲が流れる。お、絢香の「I believe」だ。CDを探すと「Recomend」コーナーにアルバムも置いてある。105香港ドル(約1630円)。お、安いじゃん、こりゃお得だ。しかも一応純正。裏にこんな注意書きがある。
「このCDは、日本で頒布されているCDと同一で、専ら日本国外で頒布することを条件に権利者から許諾を得ています」
ほほう、こんな許可もあるんだねえ。
他も色々見てみると突っ込みどころ満載。中でもwinds.が「Korean-Pops」に置いてあるのには笑った。「Japanese-Pops」に入れてやれよ。
また日本もののコンピレーションアルバムが多い。最新のドラマ主題歌を集めたヤツとか、売れた曲を集めたヤツとか、なかなかのバリエーション。思わず俺も1枚購入。「BEST OF JAPAN'S DRAMA HITS 3」というCD。表側は普通なんだけど、裏側がどうも。
「真じつの果じつ」 真じつって。
「き生たかお」 いっそのこと全部平仮名でいいのに
いい買い物でした。