量食えば一緒
出国前にはあちこちで売り切れ続出していた納豆。帰国したら「あるある」が別の意味で大ブレイクですよ。お詫び放送であり、スポンサー降板ですよ。
でもまあこんなこと論理的に考えるとわかるけどねえ。納豆に限らず、どんな食品でもダイエットに関連するかどうかは実験じゃわかんねえのよ。理由は簡単。太るか痩せるかは納豆を食べたかどうかというより、納豆以外のものをどれだけ食べたかによって決まるから。どんだけ納豆にダイエット効果があっても、納豆以外をメチャ食いすれば太るし、納豆を食べなくても小食なら痩せる。納豆がダイエットの決定要因になるわけねえのよ。
太る・痩せるは突き詰めるとカロリー計算。摂取したカロリーから消費したカロリーを引き、答えがプラスの場合はその分のカロリーが体内に蓄積される。つまり太る。逆にマイナスの場合は体内のカロリーを使うので痩せる。それだけのこと。単なる引き算のお話。夢がない話だけど、そういうことよね。
結局こういうダイエット話は「魚はヘルシーだから、いくら食べても太らないぜ、Oh,Yeah!」とか、「豆腐は体にいいから、いくら食べても太らないぜ、Baby!」とか、「ローファットミルクの生クリームを使ったケーキだから、いくら食べても太らないぜ、Hell,Yeah!」と五十歩百歩。「量食えば一緒」というのが本質。「怠惰のための努力」の一言だなあ。「メディアリテラシー」以前の問題だよ。
