(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

あんまりジタバタしなさんな

何だか世界中の株がえらいことになってますね。ま、もちろんオレも影響受けてますが、基本的に意に介しておりません。だって株ってこういうもんですもの。

上がったら下がる

株価なんてもんは所詮こういうもんです。上がったら下がる。上がりっぱなしなんてないのですよ。日本のバブル崩壊や、アメリカでのブラック・マンデーみたいな豪快な下げはそうそうないものの、ドカッを下がること自体は珍しくもなんともありません。昨年もライブドア・ショックなんてありましたしな。
ただ、一方で下がったら上がるってことも言えるんですよ。上がりっぱなしがないように、下がりっぱなしもない。日経平均だって7000円台まで下げたら反転上昇したじゃないですか。上がったら下がるし、下がったら上がる。これはごくごく自然なサイクル。
ましてや今回の大きな下げは明確な理由がないんですよね。ある理由のために下げた場合、その理由が解消されるまでは上がらんもんですが、今回はその理由すらない。ということは理由なく下げたので、理由なく上がるんですよ。そういうもんです。だからどうってことねえです。

みんなが売るから下がる

もっと根本的な話。株が何で下がっているかというと、買ってるヤツより売ってるヤツが多いからなんですよ。供給過剰だから値が下がる。豊作になった白菜と同じですよ。あるいはノロウイルス騒動のカキ。買い手が少ないと値は下がる。そういう原理。
で、こういうときは売ってはいかんのです。わざわざ自分の資産をバーゲンセールに出すようなもの。安いときに売ろうとするから、ますます安い値になるんです。せっかく儲けようと仕込んだ株を、わざわざバーゲンに出すことはない。ほっときゃ下げ止まるんで、じっと我慢しとればいいのですよ。

少数派になろう

最終的にはこれですよ。投資って少数派が儲かるようにできとります。投資だろうが、どんな商売だろうが、儲けを出すためには「安く仕入れて高く売る」。これに尽きるわけですな。で、これを実践するには、みんなが売っているときに買い、みんなが買っているときに売ればいい。みんなとは逆の動きをすることが儲けにつながるわけです。
傘で商売するなら、晴れの日に仕入れて、雨の日に売らなきゃダメなんですよ。雨の日に売れ残った傘は、次の雨の日まで我慢して持っているべきなんです。晴れの日に売れば買い叩かれるにきまっております。そこで我慢できる人が儲けられる人なのですよ。
なので、こういう場面こそ焦らず騒がずじっと我慢が大正解。儲けるために投資を始めたのに、儲かる前に動いては元も子もなし。むしろ積極的に買っておけ!