(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

オヤヂの肩タックル

電車生態系の謎。それは「肩タックルオヤヂ」だ。
彼奴らは一体何なんでしょうねえ。所構わず肩から突っ込んでくる。「君は慶応か。明治か。いわんや早稲田か」とばかり、ラガーメンよろしく肩でGO! セリフをつけるなら「ぬおーりゃー!」であり、どことなく本宮ひろ志のかほり(布施明風表現)。決して悪びれる感じでもなく、むしろして当然くらいの佇まい。どういうことよ、君たちは。
いや、電車がぎゅうぎゅうで入れないとかならわかる。実際その肩タックルでスペースが出来たりするし。あるいはオレみたいな体型の人間に突っ込んでくるのも許す。ガッチリ体型の意義っていうのはこういうことなんだろうと常日頃から思っているわけですよ。そのために日々カロリーを大量消費しているわけで。「タケルンバは優しさで出来ています」をモットーにするタケルンバとしては、こういう攻撃を誰からともなく受け止める姿勢が優しさであり、貴族としてのノブレス・オブリージュと思うわけである。小せえなあ。
ところが問題は空いているのにわざわざ突っ込んでくるオヤヂと、突っ込む相手を選ばずに肩タックルをかますオヤヂだ。これが始末が悪い。前者はタックルしてくる必要がないし、後者はタックルの攻撃性に気付いておらん。恐らくこのオヤヂは「電車とはそういうものである」という認識で魂のタックルを繰り出しているため、タックルしなくてもいい場面があるということと、タックルしてはいけない相手がいることに気付いておらんのである。君たちはそういう判断もできんのかね。
ま、一方で越中ばりのヒップアタックを敢行する女性もいらっしゃいますがね。この前なんて「ジャンピング」でやられました。でもかわいかったから許す。許すのかよ! 結論は「タケルンバはオヤヂに厳しい」です。(←間違ってる)