これぞ「いたちごっこ」
事業譲渡しようとしていたコムスンに対し、厚労省がさすがに待ったをかけた模様。
厚労省もできる限りの手は打っておりますが、果たして効果は。何故ならグッドウィルは名うての脱法会社ですからね。こういう処分を潜り抜ける手練手管に長けた会社なわけで、ええ。
- 事業所に処分が出そうだ
- じゃ、その事業所を潰しちまえ
- 会社全体に処分が出そうだ
- じゃ、グループ会社に事業譲渡しちゃえ
- グループ内事業譲渡はできなさそうだ
- じゃ、グループ外の会社に事業譲渡しちゃえ
ま、恐らくこういう流れになるんだろうなあと。まあ一般的にはいわゆる同業他社に事業を売って撤退という話になるんでしょうが、腐ってもグッドウィル。多分そういうことはしないね。グループ外とはいえ、何らかの経営的影響力を行使できる会社（超マイルド表現）に譲渡し、あくまで介護事業は継続。介護事業を手放す気さらさらなしという方向に行く気がしますよ。
実際今回ダメ出しされたのはグループ内譲渡なわけで、表面上、赤の他人である会社に譲渡するのは適法ですしね。「もちろん実際は裏でつながってますが、何か？」みたいな会社に譲渡しても、法律的規制はないですから。法律という表面上の体裁さえ整えれば、行政上の処分も何もねえですし。ま、評判は最低だけどね。道徳心以上に「人としてどうなのよ」という疑問は出てくるでしょうな。
ま、塞がってない穴を突くのがお家芸でございますよ。よっ、ディスコ屋！
