サマーセール in 世界市場

あんまり経済の話ばっか書くと堅いのでイヤなんだけども、ま、これだけ下がるのも稀なことなんで、この際書いときますかね。今後の経済見通し。

日銀の利上げはなし

８月の利上げはないでしょ。できるはずがねえし、そんなことやったら欧米を完全に敵に回すような話で。それはない。欧米ともに「日本は動いてくれるな」と思っているはずですよ。というのも、為替の基本原則で、金利が高い通貨が高くなりやすいのですよ。預金するとき金利が高い通貨でする方がトクだから。年１％にもならん円で貯金するより、５％６％つく通貨で貯金した方がトクだよねと。そうなりがち。
だとすると、このタイミングで日銀が金利を上げると、円をますます強くしちゃうわけですよ。欧米としてはこの一気の値動きを止めたいので、日銀に抜け駆けされると困るわけですな。「市場が落ち着いてからにしてよ」というのが本音。そのくらいは日本の金融関係者ならわかってるはずなので、このタイミングで利上げはねえです。するわけなし。

株式相場の急戻し

多分投資家を名乗る人間の中で、オレほどポジティブな人間もいないと思うので、話半分に聞いといていただきたいわけですが、日本株はすぐ戻しますよ。だって根拠のねえ下げだもの。そのうち戻ります。
円高というわけで自動車とかの輸出関連株が下げております。任天堂なんかもだいぶ下げましたねえ。でも冷静に考えるとわかることだけど、実体経済は何の問題もねえわけですよ。サブプライムローンの問題がある。円高が進んでいる。これは事実。でも、それと任天堂の経営にゃ関連はねえんですよ。
だってさあ、単純な話、ニンテンドーＤＳもＷｉｉも相変わらず売れてるのね。ってことは、儲かってるに決まっとるわけですよ。株価が一気に下がるほどの事態は何も起きてないのが真相。これは自動車関連もそう。トヨタだってホンダだって車が一気に売れなくなったわけじゃねえ。ということは問題は起きてない。
もちろんドルとかユーロが下がったことで、円換算した場合のドル資産・ユーロ資産は目減りした。これは事実。ただ円が上がったことで円資産はドル換算・ユーロ換算で増えているんだよね。行って来いでチャラ。なので何の心配もありませんよ。オレは買えるだけ買います。……但しもう現金切れ。もう少し資金があれば……。

一年の計は元旦にあり

大体どいつもこいつも言うことをコロコロ変え過ぎ。みんな正月に何を言ってたかってことですよ。「今年はイノシシ年なので上がる」「イノシシ年は上昇する干支」って言ってたのは誰だっちゅう話でして。
で、結局のところ下がりだしたからヤバイと言い出しただけ。でも下がることは悪いことでも何でもないんだよね。こういう暴落の局面は経済が良くてもたまに起こるもんなんで。今年だって世界同時株安があったでしょ。ダウはその後に最高値を更新し続けていた。全体で見りゃ上がっているんだけど、下がる場面はある。それだけのことじゃないですかね。
もちろん下がる場面としちゃ大規模すぎますが、話としては同じようなものととらえております。どうせ秋に向けて上がります。半期決算が出てくればちゃんと上がるし、みんな安心しますよ。大手はどこもきちんと利益出してますんでね。
暴落の後に暴騰があるというのが世の常。ま、そのうち上がりますよ。買って寝てればそのうち上がりますから（適当）。