ポジティブサプライズ
バーナンキ、グッジョブ！ ＦＯＭＣでＦＦ金利を0.5％引き下げ決定。
これはサプライズ。市場予測では0.25％の引き下げが有力視されており、その後の引き下げが声明にどう盛り込まれるかが焦点だった。その予想をポジティブに裏切り、一気の0.5％下げ。こりゃあサプライズだわい。
実際、市場はポジティブに反応。本日４時３０分現在、アメリカの株は急騰。そして一気のドル高。一方、円は全面安。ほとんどの通貨に対して安い展開。なんとも現金な反応ですねえ。
しかし、これで世界的な金融不安が落ち着くのも確か。今回の金融不安は景気とは無関係の話。サブプライムローンという形式の貸し出しが焦げ付き、資金的に行き詰まる金融機関が出るのでは？というのが端緒なので、金利を下げ、いざという時はいくらでも借りられまっせとなりゃ不安はなくなる。この局面さえ通り越せれば、足元の景気はまだ悪くないので利益は出せる環境にあるしね。「事業がまわっているか」じゃなくて「金がまわっているか」の問題なので、こうしたＦＲＢの対応はなかなか良いでござるよ。もう１回0.25％下げるかな？
ま、個人的には、これでやっと一息つけましたよ。これを見込んで外貨のポジションを仕込んでいたので、少し潤いました。強気に仕込んだものの、ずっとマイナス圏内だったもんなあ。心臓に悪かったでござるよ。表示は赤字だらけで。後は日本株が回復すりゃ万々歳。儲けが出たらまた香港・マカオに行く予定。ガツンとうまいもん食いに行きますかね。これを「悪銭身につかず」と言います。
