(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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本日のYouTube どう見ても正義のヒーローとは思えない

今回は懐かしのアニメ「黄金バット」ですよ。オレもガキの頃は再放送を何度も見たもんだ。


表題に「1967」とあるところに少しヘコむ。今、オレ30歳。そしてこれが放映されたのが40年前。……何か時空が歪んでませんか?
しかしこのオープニング見ても、ちっとも子ども向きじゃないね。全然ヒーローに見えないしさ。ヒーローどころか怖いし。妙な高笑いしちゃってるし。敵のナゾーはナゾーで目が4つあるし。曲は曲でコーラスを駆使してるし。ほのかに香るムード歌謡。子ども置いてきぼりテイストが全面に溢れておりますよ。
ちなみにこの不気味さの理由はスタッフにあるらしい。Wikipediaによると「妖怪人間ベム」とスタッフが同じだそうな。

しかしこれがイタリア版になると底抜けになる。名前も「Fantaman」って「ペプシマン」の商売敵みたいになっちゃってるし。


曲調もどことなく西城秀樹の「ギャランドゥ」チックになってるのもステキ。高笑いも情熱系だ。
ちなみにイタリア版の本編はこんな感じ。


なんかイタリアオペラとか、カンツォーネ聞いてる気分になるな、これ。ナゾーが「マンマミーア!」とか言っちゃってるし(2分36秒あたり)。奥が深いぞ、イタリアン。