(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

ブス山さんのモテ哲学

知り合いに見るからに残念なビジュアルのブス山さんがいるわけだが、このブス山さんが何故かモテる。「え?お前が?」というくらいモテる。そんじょそこらのモテ系ビジュアルの子よりはるかにモテる。
いや、本当にビジュアルは残念なのよ。遺憾レベル。恋愛ゲームならば、明らかに「Very Hard」でプレーしている厳しさ。デフォルトでモテる風貌の「Easy」とは比べ物にならんくらいハンデを背負っているにも関わらず、男から告白してくるし、振られるどころか、振る側であるし、ちょくちょく別れているものの、1週間もすれば新規彼氏ゲット。おまけに男のオレから見ても、なかなかのイケメンを彼氏にしている。物凄い不思議なブス山さんなのだ。
ただ一緒に話すとモテる理由がわかる。ちゃんとモテ哲学がある。ここで「ブス山さん語録」を。

CanCam」「anan」をいくら読んでもモテない

ブス山さん曰く「男にモテたいのに、男が読まない女性誌読んでもしょうがない」とのこと。おお、そりゃそうだ。単純明快ながら、それは核心を突いてる気がする。対象が完全にズレとるもんな。
そんなブス山さんが推奨する雑誌は「週刊ベースボール」「週刊プロレス」「SPA!」「ファミ通」であるとのこと。あと「読者ページで笑いのレベルがわかる」とのたまっていた。「男の笑いのツボを知るのに最適」だと。ううむ。
逆に男はもっと女性誌を読むべきらしい。「スイーツ(笑)の気持ちをもう少し知れ」とのこと。……知りたくねえ。

男向けの趣味を持て

「結局男は趣味の動物なのよねえ」とブス山さんは語る。「女の好きなものには合わせられない」「女を自分の好きなものに合わせたがる」とのこと。むむ、確かにそういうところはある。
なわけで、男向きの趣味があると、それをきっかけに仲良くなりやすいとのこと。中でもスポーツ好きの男が多いので、野球とか格闘技の話ができると有利らしい。そういうもんかねえ。

スポーツ観戦に行け

で、狙っている男がスポーツ好きなら、観戦に勝るアプローチはねえとのこと。野球とか格闘技だと、試合が終わると夜9時はとうに過ぎている。そうなるとご飯を食べに行き……という展開になりやすい。まして、格闘技観戦のあとは男がバーニングしているので、そういう展開になりやすいのだとか。ブス山さん曰く「格闘技→焼肉→チョメチョメが鉄板コース」とのこと。……色々考えてまんなあ。

3回に1度は「No」と言え

何でもはいはい言ってると、相手の記憶に残らない。たまに断ることで印象に残るとの教え。
「ご飯食べに行こうか?」「うん」「和食でいい?」「うん」「じゃ、この近くにおいしいお鍋のお店があるんだけど」「今日はお鍋の気分じゃない」というように、質問が続いたときはたまにすかすくらいが丁度良いと。ったく、面倒なブス山さんだ。

なるべく朝に会え

ある程度いい感じになるまでは夜に会うべきだが、いい感じになったら朝がいいとのこと。その理由は「朝はライバルが少ない」。自分の価値を高めるには、オンリーシチュエーションをつくった方が強いので、それは朝が狙い目であるとのこと。……確かに朝は競争相手がいねえもんなあ。

がっつくな

で、最終的にこれが一番大事らしい。自分から手を出さない。これに尽きると。如何に相手に手を出させるかが恋愛であり、自分が手を出した時点で、恋愛では負けであるというのがブス山さんの教え。
がっついたらダメっすか。手を出しっぱなしの我が人生。……気をつけます。

追記(2008/06/04 2:00)

ブス山さんが結婚することになりました。

幸せになれよ!