(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

日本郵政が煮えている件

日本郵政が絶好調であります。かんぽ生命保険による年末調整用の保険料証明書の送付が遅れたとのこと。

890万件っすか。そりゃ豪快ですね。

 発送が遅れたのはすべての保険の契約数6000万件のうち、保険の種類にかかわらず9月28日に指定口座から保険料を引き落とされた契約者。口座払い込みによる契約件数(2630万件)では3分の1にあたる。

ほとんどじゃん(笑)。ナイス、日本郵政クオリティ。しかも言い訳も豪快。

 「実害はないはずだが、年末調整の提出期限の後に到着した可能性もあり、心配をかけて申し訳ない」

この「実害はないはずだが」という予防線っぷり。さすが元官僚組織。責任逃れのキーワードを巧みに混ぜ、責任回避をしようとしております。
でも、これ矛盾しねえ? 「実害はないはず」なのに「年末調整の提出期限の後に到着した可能性もあり」って認めているんですが。これが実害なんだって。期限遅れで年末調整間に合わずってのがまずいんだって。このあたり、なかなか禅問答のような話で、ステキ。
ちなみに元総務担当で「年末調整祭り」を開催したオレに言わせると、こういうのが後に出てくると、面倒くさくてしょうがねえ。また計算のやり直しだしねえ。控除額が増えれば、税額は減るので。で、小さな会社だと「悪いけど締めちゃったから、確定申告でやってよ」みたいな話になる。

 このうち西日本(富山、岐阜、静岡各県以西)の契約420万件については発送がすべて11月9日にずれ込み、東日本470万件の発送は同2〜7日になった。

西日本の年末調整担当の方々、大変ですなあ。9日発送ということは、届くのが10日、会社提出は最速で11日。どうせさらに提出が遅くなるヤツもいるだろうし、毎日毎日変更変更で大変ですね。
民営化万歳!