(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

オレは梅宮辰夫クラスですか?

新年だけに過剰にサッパリするかと思い立ち銭湯に行ったわけですが、いざ行ってみたところ、どういうわけか「ヤのつく自由業」の方ばかりであり、カラフルな背中の大競演。そんな「なに力団」の方を避け、端っこに陣取って頭を洗っていると、よりによって最も上位ステージにおられるに相違ない、ずば抜けてゴージャスな背中の方が登場。大ボスが隣に(イメージ菅原文太)。
とはいえ、この文太がベリーフランクな御仁。「あけましておめでとうございます」「いやあ、今日は込んでますねえ」とビジュアルに不相応なトークを展開。中身はビビリまくりのベリーチキンなタケルンバであるが、こういう会話の流れに乗ることだけには長けている。「どうもおめでとうございます」「やっぱり正月ですからねえ」と普通に応対。その後も紅白歌合戦箱根駅伝など当たり障りのない話を少々。このあたりは大人力。
そうこうしているうちに大ボスは「ではお先に」と外へ。で「オジキがトークを終えるまでは、とてもとても風呂には入れねえ」と思っていたタケルンバ解放。浴槽へ。すると浴槽内には中ボスがいる(イメージ世良公則)。そしてこの中ボスがオレが浴槽に入るなり、いきなり立ち上がり、中腰になり「どうぞ」というポーズ。
……いかん、オレを関係者と勘違いしている。

  • オジキと軽妙にトーク
  • オジキ級の人物に違いねえ
  • 丁重に扱うべし

という論理のよう。いかん、いかんぞ。オレはそういう人じゃねえ。
こりゃかなわんと露天風呂に移動。ここはミニミニスーパー銭湯みたいなところで、露天風呂があるのだ。
ところがオレが露天風呂に入ると、それまで露天風呂でいい湯を満喫していた3名ばかしの一般人が、揃って急用を思い出したように撤収。
……だから、オレはそういう人じゃねえって。
どうやら訳あって背中がカラフルな人と話している姿を見て関係者と思い込んでいる様子。オレは背中は1色なのに。指は10本あるし、特殊な兄弟もオヤジもオジキもいねえっていうのに、揃いも揃って勘違い。
銭湯自重。