イギリスも十分にゆとりだ
探偵ホームズは実在して、チャーチルは架空の人物っすか。イギリスの世論調査。
47％が、12世紀のリチャード「獅子心」王（Richard the Lionheart）は伝説上の人物だと思っているという。
１２世紀の人物がわからんということは、日本で言えば「源頼朝は伝説上の人物」みたいなもんか。しかし約半分かよ。君のために生まれてきたり、あきれるほどにそばにいたり、眠った横顔で胸がふるえたりしたのになあって、そりゃＳＭＡＰの「らいおんハート」だ。
また23％が、第2次世界大戦時に国民を率いたウィンストン・チャーチル元首相と、クリミア戦争（Crimean War）時に従軍したフローレンス・ナイチンゲール（Florence Nightingale）を、実在しない人物だと考えている。
これまずいだろ。結構最近の人物だし、自分とこの大物じゃねえか。「吉田茂とか東条英機は架空」みたいな話だし。ナイチンゲールも実在しなくていいのかよ。「子どもが思うインパクトがある名前ベスト１０」には必ず入ってくるぞ。単に名前の響きが好きなだけと思われるが。
その一方でシャーロック・ホームズは実在と。なかなか「ゆとり」チックでいいな。折角なので「マリオとルイージは実在する」「アンブレラ社はその昔、ドイツにあった」「ソニーは伝説上の会社」などのウソ情報を流してみるか。意外と簡単に信じそうなのが怖いぞ、イギリス。
