「I Shot the Sheriff」が一番リアル
ニューヨーク・フィルハーモニックの北朝鮮公演が無事終わったそうで。
なかなか選曲が嫌味溢れる感じ。
ロリン・マゼール監督の指揮で、ドボルザークが米国滞在中に作曲した交響曲第9番「新世界より」、都会の活気があふれるガーシュインの「パリのアメリカ人」、朝鮮民謡「アリラン」などを披露した。
北朝鮮で「新世界より」だなんて、なかなかシャレが聞いとるじゃないですか。アリランの国に新世界アメリカから来ると。ほんでもって平壌のアメリカ人。実に明快なメッセージですねえ。
それを知ってか知らずか、北朝鮮はエリック・クラプトンにも公演依頼をしている模様。
NYフィルが「新世界より」なら、クラプトンにも「Change The World」って歌があるんですけどね。世界を変えることはできますかね、北朝鮮の。失敗したとしても「Tears In Heaven」であると。天国の涙。あるいは「いとしのジョンイル」とか。万が一何かあったとしても「I Shot the Sheriff」で万事OK。保安官を撃っちまったと。アメリカを撃っちゃったぜ、オーイエーてなもんですよ。
どう転がってもクラプトンの持ち歌の範囲内でなんとかなりそう。ま、よろしくやってください。