せつなさを殺せない
朝、「ペッパーランチ」の横を通ったら凄いことになってた。多分、そこはフランチャイズの店で、オーナーが脱サラしたかなんかでやっているっぽい。店の周りが張り紙だらけ。
- とにかく試してください!
- 食べればわかる!
- うちは違う!
……朝っぱらから号泣寸前。テコ入れなのか「セット半額」みたいになってるしさ。「ライスおかわり自由」もやってるみたいだし。気がつくと「ステーキの宮」とか「ステーキの食いしんぼ」みたいになってるよ。
しかしそこまでやっても上向く兆しがなさそう。そこがまた涙を誘うわけであり、せつなさを殺せないわけだが(@吉川晃司)、せっかくなので「ペッパーランチ」を何とかする方法を考えてみたい。あまりにも店内で茶食ってたオヤジが切なかったので。
店名を「アレフ」に改名してみる
オウム真理教方式。不祥事を忘れさせるためには改名がてっとりばやい。「びっくりドンキー」にとってはいい迷惑だけどな。あそこは「株式会社アレフ」なので。ハンバーグとステーキでアレフ大戦争。
「ンチ」を消してみる
「ペッパーラ」。ピザーラと間違えてくれるかもしれん。ペッパーラお届け。
「ャー」を足してみる
「ペッパーランチャー」。戦隊ものを間違えて子どもが大喜び。「牛肉戦隊ペッパーランチャー」。武器はシャッター。それは禁句だ。
「チ」を「ド」にする
「ペッパーランド」。ペッパーマウスと遊ぶ夢の国。時々シャッターを閉められて帰れない。だからそのネタやめれ。
この文字シリーズは根本的解決にはならんので、他を考えてみよう。
渡辺満里奈に本を書いてもらう
彼女のライフスタイルにペッパーランチが組み込まれている的な本を書いてもらう。「ペッパーランチはロハス」みたいな話を組み合わせても可。
尚、佐藤藍子には頼まないこと。似ているようだが、こちらは死亡フラグ。注意。
村上春樹の作品内に登場させるように頼む
こっちはよりハイソな感じ。「あれから75回ペッパーステーキを食べ、24回霜降りステーキを焼き、36回目のペッパーライスを混ぜているときに、彼女は僕に別れを告げた」みたいに使ってもらいたい。
警察署・交番の隣を狙って出店する
「結果的に安全ですよ」というさりげない主張。ある意味、究極の安全保障。困ったときは権威を借りておけ。
映画「包帯クラブ」みたいに包帯を店に巻いてもらう
「すべってますよ」的な空気が流れるリスクあり。尚、現場保全ではない。
店の前をレッドカーペットで覆う
うまくいくと叶姉妹が来るかもしれん。失敗しても芸人が来る。
架空の事件の舞台になりまくることで、「あの事件もフィクションですよ」という方向に持っていく。大掛かりなサブリミナル。
皆様、是非ペッパーランチをよろしく。