「社交辞令が効かない会」の活動を絶賛展開中であります。
- 思ってないことを言わない
- 思ったことは正直に言う
- 提案したことは責任もって実行
- 提案したヤツ即幹事
- その場で必ず開催日決定
これをコンセプトに活動しております。「シャレの効かない会」「勢いだけで動く会」「うっかりアイディアも言えない会」などの異名もございます。何かを言い出して、他の誰か1人でも乗ったら即開催決定。
「今度○○したいね」「よし、しよう。いつ?」
こういうシンプルなやりとりを旨としております。大人の余計な配慮とか、場に合わせたアシストとか、心のこもってない発言は一切無視。
- 今度○○したいね → ○○したいのか → いつやる?
- 今度××食べたいね → ××食べたいのか → いつ食べる?
- 今度△△行ってみたい → △△行きたいのか → いつ行く?
これであります。言い出したヤツの背景は一切忖度しません。したいならする。それだけであります。するのなら開催日を決める。以上であります。意思があるなら実現するのみ。実現するには具体的に決めるのみ。そういうことなんです。
まあ、これを一般的な付き合いでやると、ウンナン往年のコントみたいに頭のおかしい人になってしまいます。
でも、仲間内でやる分にはお互い楽でいいんだよね。話を無理に合わせる必要もないし。イヤならイヤで全然OK。無理して「オレも行くよ」と言ってもらって、でもやっぱり乗り気じゃなくて、当日テンション低い。あるいは当日になって穴あける。これよりは最初に「オレはやめとく」と言ってもらったほうがいい。やる気のあるヤツだけで集まったほうがいい。
社交辞令って潤滑油的な役目は確かにあって、無難なやりとりではあるんだけど、ある程度の付き合い、交流になってくるとまったく無駄。お互いに使える時間は決まってますしねえ。それを有効に使うためには、こういう上辺の付き合いが邪魔になってくる。
実は仕事なんかもそうで、下っ端同士でやっているうちは「今度是非いっぱいやりましょう」の付き合いでいいし、とりあえず名刺だけは持っているの付き合いでいい。でも、相手がちょっと偉くなってくると、あるいは自分がちょっと偉そうになってくると、それをショートカットして本論に入りたくなる。「ちょっとメシでも」であれば「来週お時間があればランチでもご一緒しませんか?」の方が手っ取り早い。お互いにそう思っているので、かえって社交辞令的なやりとりがなくなってくる。
相手も忙しいわけだ。時間は限りある。メシを食いたくないと自分が思われていれば「すみません。来週は時間がとれなくて」となるし、相手も食いたいと思っていれば「じゃ、金曜に」となる。あるいは「昼は埋まっているんで、朝はどうですか?」とか。そんな提案が出てきて、より具体的に決まる。こういう付き合いの方が楽で機能的でしてねえ。社交辞令的なやりとりに終始して、何も決まらない相手よりいいのです。
思ってないことをお互いに言うより、思ったことをそのままに出すストレートでシンプルな関係。この関係構築を我らが「社交辞令が効かない会」は目指しております。空気なんか読みません。空気を読むことも要求しません。空気を読む・読ませる無駄を省き、さっさと口に出してしまいます。英語的な「Yes or No」の返事を旨としております。「それいいねえ(←でも自分がしようと思ってない)」みたいな「どっちだよ!」は致しません。
皆様も「社交辞令が効かない会」に是非ご入会ください。