日本人もなんだかんだで英語うまくなったよね。そう急に思ったのは、ふとかつてのK-1の光景がフラッシュバックしたから。K-1の初期にスタン・ザ・マンという選手がいたんです。結構強い選手で、人気もそこそこあった。
で、当時の会場はプロレス・格闘技が好きなコアなファンが多くて、ヤジがいかにもな感じなんですけど、スタン・ザ・マンのときだけ妙だった。「スタン!」と呼べばいいものを、微妙にこういうのが混じっておりました。
「スタンザー!」
切るところおかしいよ。「クラウザー」とか「カイザー」みたいに「ザ」をつけるな。
「ザマン!」
「ママン」とか「ラマン」のようなフランスの香り。オーストラリアの人なんだが。
「きょう、ザマンが死んだ」
意味もなくカミュの「異邦人」にしてみた。
もっとひどいとこれ。
「ザー!」
「ザ」はミドルネームじゃねえ。
(どうでもいい追記)
とはいえ、リングスに「グロム・ザザ」という選手がいたので、コアなヤツほど「ザ」を名前と勘違いしやすかったのも確かだ。……んなこたぁない(@タモリ)。