(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

悪魔の金言

悪魔がいいこと言ってます。

感性:人それぞれ。
芸能や芸術の分野では、好き、嫌いは十人十色。

デーモン閣下の啓示板 - 04/07 思っている以上に「力」のある言葉に注意!

声や態度に出して「それ、気に入らない〜!」と不特定多数にアピールする行為は、
作品や作者に対して大変な侮辱であり、了見の狭い者、程度の低い者のすることだ。

デーモン閣下の啓示板 - 04/07 思っている以上に「力」のある言葉に注意!

そうなんだよね。人それぞれ、十人十色。自分の基準で他人を評価してもしょうがない。何故なら自分は自分で、他人は他人。自分には自分の価値基準があるように、他人には他人の価値基準がある。である以上は、自分の価値基準で好き嫌いを言うのは、あんまり意味がないんだよね。
それに最大の問題点は「反証可能性」がないこと。くつがえしようがない。これによって議論は不毛化し、非科学になる。自分の感情は自分の中にしかないので、それの良し悪しを議論しようがない。

それ、面白くない

こういう意見は否定しようがないからね。だって、その人がそう思っちゃったんだから。そう思った人の中では事実だし真実。ただ、それがその人以外の世界、一般的な分野で真に面白いかどうかは、まったくの別問題。その人にとって面白くないことと、その人以外にとって面白くないことは一致すると限らない。自分のみの価値観に基づくものだからね。価値観という感情の前提が人それぞれ違う以上、面白い・面白くないという結論部分も当然違う。

声や態度に出して「それ、気に入らない〜!」と不特定多数にアピールする行為

なので、これは無粋っちゃ無粋。気に入るも気に入らないも人それぞれなんで、まあほっとけよと。基本的にタケルンバの場合、「粋か無粋か」という価値観でモノを考えているので、これは無粋。だからナシ。「気に入らない」に至る過程も論理もわからんし、そもそもの価値観が違うので、話にならないしね。
ただ「了見の狭い者、程度の低い者」とまでは思わない。自分の「気に入らない」という感情に対し、同意を求める感情は理解できるので。「ね? ね? そうでしょ?」みたいな。「そう思うでしょ?」的な。そういう心理はわかる。ただ、粋ではない。自分の感情なんだから、多数の同意なんかなくても、自分の中では正しいはずなのでね。「まあそういう人もいるわなあ」と。そういう遠いところを見る感覚ですよ。
ま、幸いにしてネットはポジティブもネガティブも自由に書ける環境であるので、各々ご自由にやればよろしいのでは。ただ、自分がやることは、人にやられるという意識は必要だよね。思いつきで投げかけた言葉は、思いつきで投げつけられる。他人に対して「面白くない」と言う人は、「面白くない」と他人に言われる。DisったらDisられる。因果応報。
それを受け入れる器量があるかどうか。それを考えてからやったほうがいい。やられたらイヤだと思うならしないこと。

「他人の自由を否定するものは、自ら自由を受けるに値しない」

これが自由の原則。

「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利には賛成だ」

こう言える余裕を持ちたいもんだねえ。