(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

人の行く裏に道あり花の山

オレみたいな天邪鬼は、こういうの見ると裏に行きたくなるんだよね。

はてブホッテントリ入りするためには、

  1. 午後8時から午前1時の間に、
  2. 既にホッテントリ入りしている記事の内、議論になっている話題を見つけ、
  3. それが自分の得意分野であり且つアルファブックマーカーに注目されるジャンルであった場合、
  4. 自分の言葉でしっかりと記事を書き、
  5. 同じ話題に言及しているアルファブロガーに言及トラックバックを送る。
http://d.hatena.ne.jp/orbiter/20080413/p1

そういうもん? オレはこういうのはよくわからないんだけどさ。
まあ、オレはアクセスを増やそうと思ってやっているわけじゃないし、ホッテントリ入りしたいと思っているわけでもないので、このあたりの感覚はよくわからないんだけど、もしホッテントリ入りしたいのなら、この方法は違うと思うな。この方法が良い・悪いじゃなくて、違う。

必勝法は世に出た瞬間から陳腐化する

もしこの必勝法が正しく、いい方法だとしても、それが世に出た時点で必勝法じゃなくなると思うのね。何故なら、みんながみんな同じ方法をすると、差がまったくつかなくなるから。必勝法は知られてないから必勝法なわけでねえ。世に出た時点でアウト。良い・悪いじゃないのよ。どんなに良い方法でも、正しくなくなってしまう。
ある時点で正しい方法でも、陳腐化することでダメになる。効果が限りなくゼロになる。この方法を使うと、どんな記事でもホッテントリ入りするなら、ホッテントリ入りの意義がなくなるもんね。となるとアクセスも増えません。ホッテントリ入りの効果もなくなるから。「違う」ってそういう意味。

依存体質になる

しかも、このやり方をしているうちは、既成の価値観の中でしか生きられない。ホッテントリがなくなったらどうにもならん。世の中の変化に対応できなくなる。そのときにまたこういう必勝法をまとめてくれる人がいれば、また延命できるかもしれないけども、それってきついよね。完全に依存だし、常に世の中の変化より一歩遅れる。常にカウンター戦術。動いてくれる人待ち。長い目で見ると苦しい。

オリジナルは越えられない

この必勝法はid:orbiter氏のまとめ。ってことは、この文面通りにやってみても、orbiter氏を越えられない。理由は簡単。このまとめに至る経緯、知識、経験を持ってないから。バックボーンがない人はオリジナルを越えられない。オリジナルの範囲内でしか実現できない。そういう限界がありますよ。

どうせなら裏を突こう

じゃタケルンバならどうするか。オレならこう考えます。

午前1時から午後8時の間に

ネットユーザーが多い時間帯ということは、記事がアップされる量も多いということ。ということは、ユーザーが多くても、他にライバルが多いわけで、一概にいいとはいえない。ならば逆にユーザーが少ない時間帯を狙ってみる。こっちの方がライバルも少ないし、話題になりやすいかも。
より目立つためには、敵が少ない時間に。

既にホッテントリ入りしている記事や、議論になっている話題には触れない

人と同じことを書いても埋もれるだけ。人が書かないことを書く。裏へ裏へと行く。
市場規模が大きいところの分け前にあずかるという発想じゃなくて、狭い分野、ニッチ分野のNo.1を目指す。これも「ライバルが少ないところへ」という発想。ニッチ戦略。後発なのに、メジャーなところとメジャーな分野で争ってもしょうがないもんな。
でも、意外と化けると大きいよ。もしその話題がブレイクしたら、あなたはその分野の第一人者になれるわけだし。廃墟、工場、ダム、団地、ピクトさんなど、ニッチ分野でも突然ブレイクすることもあるからね。

得意分野について書く

これはそう。得意じゃなきゃ書きようがない。得意だから書けるわけでね。「好きこそものの上手なれ」でしてね。得意なもの、好きなものについて書くのが一番。長続きのコツ。

アルファブックマーカーを気にしない

そもそも誰がアルファブックマーカーだなんてわからんもんな。言葉としてはあるけど、実体がない。実体がないんだから気にすんな。

アルファブロガーも気にしない

同じくこれ。人を気にしてもしょうがないです。自分は自分。我が道を行きましょう。
人気ブログにトラックバックというのも勧めません。人気ブログには多くのトラックバックが集まりますのでね。多分埋もれます。目立ちません。人気ブロガーは忙しいので、見に来てくれるとは限りませんしね。
まあ天邪鬼らしい話で申し訳ないんだけど、アクセス数を増やしたいなら、人がやらないことをやった方がいい。タケルンバはこう考えるのですよ。「目立つには少数派になれ」ってことですね。
最後にアンドリュー・カーネギーの言葉でこの記事を締めたいと思います。

「先頭を行くものが牡蠣の身を、2番手は牡蠣の殻を手にする」

日本のことわざでもヤナギの下にはドジョウは3匹しかいません。2番手、3番手に入る自信がないなら人と他のことをする。その方が得られる果実は大きくなりますよ。「人の行く裏に道あり花の山」とも言いますしね。それではグッドラック!