日頃心がけていることがあります。
人のせいにしない
同時にこれ。
すべては自分のせい
あらゆることは自分のせい。原因は自分にあるし、結果は自分に来る。因果応報は自分に巡る。そういう発想で日々生きております。
決めるのは自分
自分が何かを決めたとき、その決定の結果は自分に返ってきます。自分で投げたボールは、自分に返ってくる。それだけのこと。実にシンプルな決定構造。であるなら、そこに他者を介在させてもしょうがない。人のせいにする意味がありません。決めたのは自分なんで。
他人が決めても、乗るのは自分
「いや、人が決めたんだ」というケースもあります。でも、それに乗ったのは自分。「人が決めたことに乗る」という決定をしたんです。「人のボールを自分で投げて、自分に返ってくる」のです。であれば、やっぱり自分のせい。人のせいじゃないです。
規模は関係ない
これはどんな規模でもそう。社会が悪いとか、国が悪いとか、悪いと言いたくなる対象、組織、グループは色々ありますが、しかしそれにしても自分はそれに参加しているのです。参加している以上は、その決定に乗っているのです。国の状態が悪いとしても、それは国が悪いのではないんです。国を悪くした自分が悪いのです。国のせいではないのです。それもまた自分のせいなのです。
変える力がない自分が悪い
「国みたいな大きなものを、個人じゃ変えられないじゃないか」という反論があろうかと思います。「であれば、人のせいという面もあるだろう」と。
でもオレはそうは思いません。個人でも変えられると思います。変えようとする意識と力と実行力の問題。力がないなら、力をつければいい。国を変える力がないのは、それがない自分が悪いのです。負け犬として遠くで吠えているヒマがあったら、耳元まで近づいて吠えてやればいい。これもまた自分のせい。
変えられないなら替えればいい
それに、本当に変えられないなら、替えればいい。学校がダメなら転校すればいい。職場がダメなら転職すればいい。自治体がダメなら引っ越せばいいし、国がダメなら移民すればいい。「変える」がダメなら「替える」。乗り物を替えればいいのですよ。それも自分の選択。
人の決定に乗るということは、乗り物を替えないという選択でもある。ということは、やっぱり自分のせいなんですよ。人のせいじゃない。
ネガティブ発想じゃない
なんでも自分のせいというのは、なんだかネガティブな気がしますが、さにあらず。ポジティブ発想です。何故なら、自分の力を信じているからです。これ以上の「オレって世界一」発想はないくらいですよ。
変える力があると信じています。また、今はなくても、変える力を身につけるであろうことを信じています。、あた、いざとなったら替える選択をすることも信じています。こうした自分の能力に対し、いささかも疑問を抱いてません。あくまでポジティブベースの自分のせい発想です。
自分にはできるはず
自分にはできるはずだから、できないときに不満に思うわけです。より良い決定ができるのに、それをしない。だから自分のせいなんです。自分が悪い。やればいい、選べばいい。そういう単純なことなんです。
実はラク
こう思うと自分に過度なプレッシャーをかけているようで、精神的につらそうですが、実際は逆。ラクです。メチャメチャラク。理由は簡単。原因は自分なので、解決方法がハッキリしてるから。誰のせいでもなく、自分のせいなので、自分を何とかすりゃ解決するんですよ。自分の選択ミスか、実力不足。あるいは単なる運。原因なんてそんなもの。
失敗して落ち込んでも原因がわかっているので先は明るい。未来に対してもポジティブになれるのですな。
人のせいはネガティブの無限ループ
それになんでもかんでも人のせいにすると、かえってネガティブになるんですよ。精神的にきつい。
自分以外に理由を求めると、原因がハッキリしない。他人だからコントロールもできないし、改善もできない。となると、いつまでたっても光が見えてこないんですよ。気が重い。気持ちをリセットできない。
そのうち、その状況をつくっている他人が悪いみたいになってきますしね。人のせいの無限ループ。
- A先輩メッチャムカツク
- できない仕事を押し付けやがって
- 毎日残業ばっか
- A先輩のせいだ!
- B課長が部下を管理しないからよ
- B課長のせいだ!
- しかしC部長は何やってるのかしら
- ワタシがこんなに苦労してるのに
- B課長を管理するのはアンタの仕事でしょ
- C部長のせいだ!
- しかしこういう人がいるうちの会社ってなんなのかしら
- 会社のせいだ!
- 元をただすと、日本って国がおかしいのよね
- 国のせいだ!
- 国が悪い原因をつくっているのは、A先輩のような……(続く)
こういうの。しかしループすればするほど、答えが返ってくる可能性は低くなります。対象が大きくなり、実体がなくなってくるから。そう考えると、自分という存在が最も実体がわかりやすく、コントロールしやすいことがわかるでしょう。人のせいにする前に、自分のせいにしたほうが解決が早い。
主導権を持とう
自分を動かせるのは自分だけ。であれば自分で主導権を持ったほうが何につけラク。人のせいにしても何も解決しない。解決できるのは自分だけ。自分の問題なんか人はわかってくれませんよ。自分が人の抱える問題をわからんのと同じです。
であれば、できるところから取り組む。まずは自分から。自分ができることから。人のせいにしない。自分のせいとして取り組む。解決する。その選択、決定、判断は自分がやる。結果も自分に返ってくる。主導権を持とう。こうタケルンバは考えておるのです。
ネガティブ発想でお悩みの方。どうせネガティブなら自分のせいにしては如何? ネガティブの向こう側には、自分に対するポジティブがあると思うよ。