(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

メシと野球の日曜日

昨日、日曜日は中華街に。中華街での食べ歩き&横浜スタジアムで野球観戦。

乗り換えなしって便利だなあ

みなとみらい線が開通し、東横線と接続されたおかげで、元町・中華街駅まで渋谷から1本。乗り換えなし。従来はJR京浜東北線の関内か石川町からまわっていたけども、今は中華街の入口横にすぐ出れる。便利になりましたなあ。
到着したのは12時丁度。日曜のお昼時。……空いてる。やっぱり毒ギョーザ問題とか、聖火の騒動が影響しているのかしらん。人はいるにはいるものの、従来の平日レベルというのが正直な印象。風評被害、げに恐ろしや。

辛いものを食べよう

「辛いものが食べたい」という連れの意見に乗り、昼ごはんは福満園の本店で。

4人で行ったので「人数×1品+スープ」という「中華料理の注文公式」にのっとり、4品プラススープを注文。

この陣容とwithご飯。これで攻めることにする。
結果的にナイスバランス。辛いものと塩味あっさり系の配分もうまくいったし、量も適量。
しかしそれにしても麻婆豆腐のうまさよ。花山椒の痺れるような辛さに、豆鼓のコク、ラー油のうまみ。ひき肉は羊かな? それにラー油をつくるときに出る唐辛子のダマがふんだんに入っている。食べた瞬間には辛さがこないが、遅れてじんわり効いてくる。
「あ、大丈夫だ、これ。……ん? ……あ? ……んんぬうぉぉおおお!」
という感じ。パチンコのチューリップみたいに、辛さを感じた瞬間、毛穴が開放。汗が吹き出る感覚。二日酔いのあとには効くだろうなあ、これ。
そしてヤバイくらいご飯が進む。誰がなんと言おうと麻婆豆腐最強の強敵はご飯である。もちろん「北斗の拳」よろしく、「強敵」と書いて「とも」と読む。まとわりつく辛味を突き破るパワーは、白メシにあり。1人1つずつご飯をもらったが、あまりに進むので、さらに2つ追加。半分こすることにしたくらい。
とてもおいしゅうございました。

レッツスタジアム!

試合開始までちょっと時間があったので、関帝廟のほうをぐるっとぶらつき、生鮮包をパクつく。上海式の裏を焼いてある肉まん。普通の肉まんより香ばしくてうまい。
酒のつまみにするべく、中華街に行くたびに買う皇朝の肉まんを購入。

もうすっかり有名になってしまったけども、やっぱりうまい。小ぶりで、肉汁ジュワー。1個90円という価格も嬉しい。おやつ感覚にピタリ。
コンビニで酒を買い、球場へ。

横浜・中日戦

オレが横浜ファン。連れに中日ファンがいるということで、本日のカードになった次第。正直言って、今年の我が横浜の戦いぶりを見るに、まったく勝てそうな気がしない(そしてやっぱり負ける)。なので、席をとる際も「どっち側がいい?」と聞かれたが、「空いてる中日側でいいよ」と回答。どうせ負けるんだから、どっちでも一緒だよ……悲しい。谷繁返せ。ウッズも返せ。
以下、試合中に思ったこと。

誰だ、ビグビー

横浜の5番にビグビーという左打者がいた。
……誰だ、ビグビー。ヒット1本打ったから、まあよしとしよう。

テンポが良すぎるからこその弱点

2回表に森野がホームラン。出だしからいきなり点をとられて萎える。
5回裏に同点に追いつくも、6回表に井端にまでホームラン。せっかく同点になったばかりというのに……。また萎える。
三浦はポンポンとストライクをとって、打者を追い込むいいピッチャーなんだけど、リズムがいいあまりに、ポカッと打たれるんだよなあ。むう。

仁志の素晴らしすぎる守備

その同点においつくタイムリーヒットを打ったのが仁志。結局3安打したのだけれど、特筆すべきはやっぱり守備。抜けそうな当たり、内野と外野の間にポトリと落ちそうな当たりを、ポジショニングの良さとフィールディングで、ことごとくカバーしていた。仁志の脇を抜けてくヒットがゼロ。目立たないけど、スゲエ。……なんで巨人は手放したんだろう。

マットホワイト、なかなかやるじゃん

8回表から登場したわけだが、なかなかのピッチング。こりゃいい。抑えとして問題なさそう。

ウッズの余計な一言

そのマットホワイトに見送り三振をとられたウッズ。ストライクの判定に対し、球審にブツブツブツ。この抗議のせいで退場。
勝ちゲームで。2アウトランナーなしのケースでの無駄な退場。意味ないよなあ。ま、退場になってもならなくても、どうせ守備固めお役御免になってたろうけど。

センター森野

……大丈夫? よそのチームのことながら、スゲエ不安なんですけど。ま、うちもセンター古木という凄い采配を見たことあるから、何とも言えないけど。森野、色々とこなしすぎ。

類人猿が気になる

試合中にオレの目を奪ったのは、客席の右側に、どうみても類人猿の方がいらっしゃったこと。

どう見てもこの図の左から2番目と3番目の間くらいな人。進化図でいうところの中腰くらいな人がいらっしゃったのである。思わず連れに「すげーのがいるよ」と言っちゃったくらいである。
さすがに写メは自重したが、素晴らしい造形であった。野球より、その人を見ているほうが、はるかに面白かった。
その人の前を、ビールの売り子が通るたびに「ちくわ買え!」と念を送っていたが、結局買わず。バナナとは言わないまでも、棒系のものを食べるのを見たかった。魚肉ソーセージでも可。実現せず。惜しい。
かえすがえすも写真が撮れなかったのが残念。多分それを頼んだら、ゴリラよろしくサイドからバーンとはたかれていたであろう。類人猿フック。KO必至。

肉は吊るしてあるのがうまい

我が横浜は案の定敗戦。お疲れっした。
後は帰るのみだが、店先に吊るしてあるロースト系が食べたくなったので、もう1食することに。同発の本館。

中日ファンの連れの奥さんは、まだお腹が一杯ということなので、軽めの3品withローストを注文し、シェアすることに。

ロースト系は香港で散々食べているわけで、タケルンバの大好物なわけだけど、横浜で食べてもやっぱりうまい。叉焼は外が堅めで、中がじんわりジューシー。甘辛の味付けがいい。皮付き焼豚もまたうまし。表面のカリッという皮の食感と、脂身の甘み、肉の甘み。うまい!
日本のラーメン屋のチャーシューは、やっぱり煮豚なのよね。あれはあれでうまいんだけど、やっぱりきちんと焼いて、うまみを閉じ込めたローストのうまさは格別。柔らかさとかジューシーさが違う。
香港式にこれをご飯の上にのっけて、タレを少々。そういうドンブリメシを食べたくなった次第。うう、また香港行きたい。
こんなメシ・野球・メシという道楽な一日でした。とにかく色々ご馳走様でした。 >横浜