日本食のようなもの
まあ海外には間違った日本食が多いもんで。
ワタクシも香港行っては間違えた情報を持ち帰っておりますが、本当にひどい。
こんなのは序の口。
向こうで売ってた「自製寿司」という本。ひどい惨状。
いちご寿司。食えるか!
ま、でも仕方ないんだよね。日本でつくられた日本食以外は、基本的には現地に最適化されとるわけで。「日本食のようなもの」なんだよな、海外のは。もちろん逆に考えてもそう。日本でつくられた海外の料理は、日本に最適化されてつくられてる。
ナポリから来たイタリアの人がナポリタンを食べて「これ、うまいじゃん。何て料理?」と聞いたとか。ナポリの人が食べないナポリタン。
ナポリの人が食べないナポリタン - (旧姓)タケルンバ卿日記
こういうエピソードには事欠かないわけで。ラーメンだってもはや中国の料理じゃねえもんな。日本料理。カレーだってインドとは違う料理になってるし。焼肉も韓国とは別モノ。日本のスパゲティ、日本のラーメン、日本のカレー、日本の焼肉。完全にそうなってる。
である以上は「○○の日本食」があってもいい。いいんだけど……でも許せないのもあるよな。
こういうのとか。酢メシごとあぶるのかよ。ネオあぶり寿司。
日本食は海外で食べちゃダメです。海外では海外のモノを食いましょう。郷に入りては郷に従え。