カラシ嫌いはこのコンビニでサンドイッチを買え!?
ワタクシは食材ではこれといった好き嫌いはないのですが、どうにもこうにもダメなものがあるのですよ。それがワサビとカラシ。どうも鼻に抜けるあの風味がダメでねえ。辛いのは大丈夫なんだけど、あの「ツーン」が許せない。
そういうタイプの人間にとっては、コンビニのサンドイッチというのはなかなかの鬼門であります。ここ最近はカラシ入りが表示されるようになりましたが、つい最近まではカラシ入りが普通で、ワタクシのような人間がおいそれと買えるものではございませんでした。まして、どれがインがどれがアウトかは、パッケージでわからなかったのが普通。そんな「食べてみるまでカラシ入りかどうかわからない」なんてロシアンルーレットはノーサンキュー! カラシ嫌いにとっては生死がかかっているのでありますよ。万が一、カラシを食べてしまったら死んでしまうのだぞ!
そこで、今回、どこのコンビニのサンドイッチがカラシ嫌いにとって親切が調べてみました。調査のルールはこんな感じ。
- 購入するのは「ミックスサンド」
- 「一期一会」を旨とし、偶然入った店で購入する
- ミックスサンドがない場合はそれに準ずる品名のものを購入
以上。このルールのもと、店舗数上位4社のセブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・サンクスで調べてみました。
では、レッツゴー。
セブンイレブン 評価A
まずは王者セブンイレブン。
ハム・ツナサラダ・玉子の組み合わせ。
特に表示がありませんが、セブンイレブンの場合、カラシ入りは「カラシを使用しております」と書いてあるので安心。
パッケージ作りの最大のポイントは、安心・安全が伝わりやすいこと。
http://www.sej.co.jp/enjoy/episode/sandwich/sandwich05.html
カラシを使用している商品のパッケージ正面には「カラシを使用しております」と明記しています。
お子様はもちろん、辛いものが苦手な方も安心してお選びいただけるんですよ。
エライ! キミはよくわかっとる!
だから安心してセブンイレブンでサンドイッチが買える。カラシ嫌いでも安心。文句なく合格です。
ローソン 評価S
続いてはローソン。
セブンイレブンと具は一緒。ハム・ツナサラダ・玉子。
ただ、こっちは表面に「マスタード・からし類は使用しておりません」と書いてあるので、より親切。使っているのは使っているので書いてあるので、より確実性が高い。
こんな感じ。なかなかローソンもやりおる。両方書いてあるというその律儀さを称え、セブンイレブンより評価が上の「S」を差し上げたい。
ファミリーマート 評価C
お次はファミリーマート。
具は定番のハム・ツナサラダ・玉子なのだが……。
カラシ入り。くぅおぅらぁー!
ま、でも書いてあるからまだいい。このように使っているなら使っていると、素直に書けばいいのである。そうすればオレも買わずにすむのである。食べずにすむのである。うっかり食べて1機減らす必要もなければ、コインを100枚集める必要もないし、緑色の変なキノコを食べる必要もなければ、微妙な段差のところで亀を踏みまくる必要もないわけだ。わしゃマリオか。
とはいえ、基本のミックスサンドでカラシ入りは、我々の如きカラシ嫌いを排除する行為であり、到底受け入れられぬ。よって、評価を下げて「C」とす。自己申告をした情状酌量で「D」を免れたと思うべし。
サンクス 評価B
続いてはサンクス。
具はやっぱりハム・ツナサラダ・玉子。
注意書きはなし。が、ここもセブンイレブン同様、カラシは入れたものだけ注意方式。が、ローソンのような注意書きがあるだけで、パッと見、わかりづらい。セブンイレブンみたいなカラシ入りのみ注意書き方式なら、もう少しわかりやすく書いて欲しいところだ。
とはいえ、大きく減点するほどでもない。可もなく不可もなく。ややA寄りの「B」とする。
総評 - サンドイッチはいいから、ケチャップをなんとかしろ
とりあえず、最近はカラシ入りかどうかは棚を眺めれば大体わかることは確認できた。いい時代になるもんです。昔はイチかバチかだったわけで。うう。
ただ、これはあくまで上位4社だからこうなわけで、インディーズ系だとひどいところがあるやも。実際、パッケージのどこにも書いてなくて、裏の原材料とかで確認しないとわからんケースがあるからね。某A社とか。
その点、上位4社はさすが。なかなかサービスが行き届いてる。いい意味で横並び。具にしても、カラシ入りの表記にしても。
ただ、こういうところを横並びにされても困るのよね。実は同時進行でフランクフルトを買ったのよ。
で、ついてくるケチャップがみんなこのタイプ。カラシが一緒に真ん中から出てくるヤツ。
最初にこのケチャップを改善したところが優勝。
以上、カラシ嫌いがお送りするコンビニ調査でございました。