(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

雷門に目もくれず

えー、浅草からお届けしますタケルンバ卿日記。実は昨日、浅草に行ってきたのです。
雷門に? ノンノン。
浅草寺に? ノンノン。
仲見世に? ノンノン。
焼肉に。相変わらずの焼肉バカ。

予約の壁

今週の金曜に迎撃オフがある。昼に焼肉ということなので、その下見を兼ねてまずはこちらの店へ。

銀座線・浅草駅の3番出口を出て、雷門を通り過ぎ、ちょっと路地に入ったところ。が……予約があるとのことで入れず。ムキー。
再び雷門の前を通り過ぎる。焼肉食ったら写真でも撮ろうと思っていたが、念願の肉を食えず、それどころではない。雷門よりも塩ハラミなのである。ハラミを食べたかったのである。ハラミのついでが雷門なわけで、ハラミが食べられなかった今は雷門どころじゃないのだ。高木ブーの雷様並みにローテンションなのだ。

麺屋武蔵 江戸きん(浅草・ラーメン)

しかし、駅の手前でこの店を見つけ、急激にテンションを戻す。


おお、そういや麺屋武蔵の支店が浅草にできたとか。それがここか。気がつかなんだ。せっかくなんで食べてみるかと、焼肉頭をラーメン頭に切り替える。

豪勢にチャーシューメン味玉入り。1,200円。で、味はと言うと……普通。うまいんだけど普通。感動がない。
手はかけているし、工夫もあるけど、値段相応というか、1,200円という価格の前では当然の工夫なんだよな。スープもうまいし、柚子の香りもいい。チャーシューうまい。太いメンマも黒胡椒の風味がナイス。
……でも普通。突き抜けたうまさがない。高いだけのうまさはあるんだけど、それ以上のインパクトがない。ただうまい。値段が安ければそれも称賛に変わるけど、1,200円もするとねえ。うーん。値段的にご馳走ラーメンになるのでね。日常食じゃないもんな。
しかしそれだとラーメン以外のジャンルでそこそこ食えてしまう。値段と味のバランス、コストパフォーマンス的に厳しい感じですな。

食べると食欲が出るとはこれ如何に

肉にありつけずしょんぼり。とぼとぼと帰ろうかと思ったらラーメン。ここで普通の人なら「さ、帰るか」となるところだが、残念ながらワタクシは異常な人である。
「……そういや、このあたりにもう1軒気になる焼肉屋があったなあ」
と思い出し、やっぱり焼肉を食べることに。

本とさや(田原町・焼肉)


浅草・今半の丁度真裏の路地にある。周りに怪しいホテルもあり、「焼肉でスタミナつけて直行」という大人なコースにピッタリだ。……うまい焼肉屋って何故かいかがわしいところに多いんだよなあ。不思議。

ナムル。いい味付け。豆もやしってうまいよね。

下から時計回りにカルビ・上ハラミ・ロース・ハラミ。全部塩。この中では上ハラミが一押し。厚切りでかぶりつき甲斐がある。「肉食ってるぞ」という気にさせてくれるワイルド感がたまらない。
ただ惜しむらくは肉の熟成が甘い。良く言えばフレッシュ。新鮮。でも、肉の熟成された旨みに欠ける。1日どころか、3日は早い。全部塩にしたから、余計にそう感じたのかもしれないけども、肉の風味が弱い。いい肉だし、うまいんだけど、深みがないのだ。
ま、もしかしたらタイミングが悪かったのかも知れない。再訪して確認したいところ。

シメにテグタンスープ。甘辛。個人的には甘めすぎる味付け。もうちょっと甘味抑え目が好きかな? ま、辛味がマイルドで、飲みやすいのだけれど、これは好みの問題でしょうな。

飯田橋に召喚される

焼肉を腹一杯食べ、「げふぅ」となったところで電話。

「飲まないか?」

という誘いにのり、飯田橋に移動。毎度おなじみ三州屋。

散々食べたというのに、マグロ刺身・アジたたき・メダイ西京焼き・鳥豆腐・ブリあら煮をまだ食べる。写真がないのは酒が入り、どうでもよくなったから。酒が入ると面倒くさくなるのである。酒優先なのである。
結局、ラーメン→焼肉→居酒屋と食いまくり。我が胃袋、乙であります。