雨もなく、快適な感じ。昨日は結局丸一日雨にたたられていただけに、これはありがたい。ホテルをチェックアウトし、「チャングムの誓い」などでもおなじみの場所のあたりをぶらぶら歩きつつ、遅めの朝食をとる。
ケッマウルミルバッチッ(仁寺洞・カルククス)
行ったのは雑貨なんかの買い物が楽しいスポット、仁寺洞。
ここにアサリ味のカルククス(うどん)屋があるのだ。
朝はこういうアッサリものがいいね。
まずはこれまた名物のマンドゥ(餃子)から。6,000ウォン。大きめで具が満載。ひき肉・ニラ・ネギが盛りだくさん。
でかいが、あえて一口で食べたい。具の中から肉汁がわんさか出てきてうまい。
そしてこれがアサリのカルククス。6,000ウォン。2人前以上を頼むと、タライのような大きな器で出てくる。イメージはカプリチョーザのボンゴレスパゲティね。
スープにアサリダシが効いててうまいなあ。お酒を飲んだ後の体に染み渡る味。肝臓に良さげ。カモン、タウリン。
量はかなり多い。女性2人なら、カルククス1人前を分け合う程度でいいかも。実際隣の席は2人でカルククス1人前にマンドゥ1人前という注文をしておりました。これで十分。ま、2人前を軽く食ってた女性2人客もおりましたが。結構食うのね、やるじゃないか。
辛いものに飽きたときにオススメのうどんでございました。
南大門を冷やかす
東大門には行ったが、南大門には行ってない。というわけで、南大門をうろつく。今回、ソウルに来ているメンバーではオレが一番ソウルに来ているので、自然と先頭で案内する機会が増えるのだが、どうもオレが通り過ぎてから、連れが日本語で声かけられている。
- おにさーん、ホンモノのニセモノあるよ。
- シャチョさーん、伝説の商品あるよ。
- 幻のバッタモンあるよ。
こういう言葉はオレにはかけられません。日本人を先導する地元の人扱い。バレないにもほどがある。
明洞ヘムルタン・オモニチプ(明洞・ヘムルタン)
さて、そろそろ飛行機の時間が迫って参りました。まだ食べてないベッタベタなものを総まくりするべく、この店へ。
ヘムルタンという海鮮鍋がメインの店。とはいえベッタベタなものを大体置いてあり、無難なチョイスが可能。明洞という土地柄、お値段はしますがね、ええ。
韓国のいいところは、どこに行ってもこうやっておかずが出てくるところ。無料だしおかわりOK。ありがたい。
チャプチェ。春雨炒め。薄味でうまい。
プルコギ。これをグツグツ加熱。
これをサンチュに巻いて食べる。甘辛なタレがいいね。
ピビンパ。わしゃ石焼きは好きじゃないのだ。普通のピビンパがいい。オバちゃんがテーブルの直前で混ぜてくれる。
ユッケ。ユッケもサンチュで巻いて食べるわけだが、オレはピビンパに混ぜてユッケピビンパにする。ピビンパの食べ方としてはこれが一番うまいと思うんです、はい。
ベッタベタなものをおさえ、大満足。お値段はひとり30,000ウォンと高いが、まあ今回は全般的に安いメシばっかだし、観光地価格ということでよしとする。うむ。