(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

2泊3日ソウル爆食ツアーズ - その4(完結)

雨もなく、快適な感じ。昨日は結局丸一日雨にたたられていただけに、これはありがたい。ホテルをチェックアウトし、「チャングムの誓い」などでもおなじみの場所のあたりをぶらぶら歩きつつ、遅めの朝食をとる。

ケッマウルミルバッチッ(仁寺洞・カルククス)

行ったのは雑貨なんかの買い物が楽しいスポット、仁寺洞。

ここにアサリ味のカルククス(うどん)屋があるのだ。


朝はこういうアッサリものがいいね。

まずはこれまた名物のマンドゥ(餃子)から。6,000ウォン。大きめで具が満載。ひき肉・ニラ・ネギが盛りだくさん。

でかいが、あえて一口で食べたい。具の中から肉汁がわんさか出てきてうまい。

そしてこれがアサリのカルククス。6,000ウォン。2人前以上を頼むと、タライのような大きな器で出てくる。イメージはカプリチョーザボンゴレスパゲティね。
スープにアサリダシが効いててうまいなあ。お酒を飲んだ後の体に染み渡る味。肝臓に良さげ。カモン、タウリン
量はかなり多い。女性2人なら、カルククス1人前を分け合う程度でいいかも。実際隣の席は2人でカルククス1人前にマンドゥ1人前という注文をしておりました。これで十分。ま、2人前を軽く食ってた女性2人客もおりましたが。結構食うのね、やるじゃないか。
辛いものに飽きたときにオススメのうどんでございました。

南大門を冷やかす

東大門には行ったが、南大門には行ってない。というわけで、南大門をうろつく。今回、ソウルに来ているメンバーではオレが一番ソウルに来ているので、自然と先頭で案内する機会が増えるのだが、どうもオレが通り過ぎてから、連れが日本語で声かけられている。

  • おにさーん、ホンモノのニセモノあるよ。
  • シャチョさーん、伝説の商品あるよ。
  • 幻のバッタモンあるよ。

こういう言葉はオレにはかけられません。日本人を先導する地元の人扱い。バレないにもほどがある。

明洞ヘムルタン・オモニチプ(明洞・ヘムルタン)

さて、そろそろ飛行機の時間が迫って参りました。まだ食べてないベッタベタなものを総まくりするべく、この店へ。


ヘムルタンという海鮮鍋がメインの店。とはいえベッタベタなものを大体置いてあり、無難なチョイスが可能。明洞という土地柄、お値段はしますがね、ええ。

韓国のいいところは、どこに行ってもこうやっておかずが出てくるところ。無料だしおかわりOK。ありがたい。

チャプチェ。春雨炒め。薄味でうまい。

プルコギ。これをグツグツ加熱。

これをサンチュに巻いて食べる。甘辛なタレがいいね。

ピビンパ。わしゃ石焼きは好きじゃないのだ。普通のピビンパがいい。オバちゃんがテーブルの直前で混ぜてくれる。

ユッケ。ユッケもサンチュで巻いて食べるわけだが、オレはピビンパに混ぜてユッケピビンパにする。ピビンパの食べ方としてはこれが一番うまいと思うんです、はい。
ベッタベタなものをおさえ、大満足。お値段はひとり30,000ウォンと高いが、まあ今回は全般的に安いメシばっかだし、観光地価格ということでよしとする。うむ。

さらばソウル

タクシーをひろい、いざ仁川空港。帰りは深夜の料金ではないため、ひとり20,000ウォンで着く。
チェックインして空港をふらふら。

キム・ヨナ。韓国で大人気。左の男は知らん。誰だ。

朝鮮日報の一面でも福田首相辞任は大きく扱われとりました。オレがいない間に辞めおって。けしからん。ま、こっちはと言えば、世間が働いている中、ソウルで食べまくっていたわけで、もっとけしからんわけだが。
今回もソウルおいしゅうございました。次は……来年かな? ……今年、もう1回行ったりして。
(完)