(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

NTTドコモが強調すべきポイント

電車内でNTTドコモの広告を目にした。

突然ですが、あなたのパケット代、
毎月どれくらい?

「パケ・ホーダイ ダブル」の宣伝らしい。

ただ、見て思ったんだけど、こういう低料金の訴求って意味があるのかなあと。少し疑問に思った。いや、オレはドコモユーザーだから、料金が安くなって、サービスが上がる分には大歓迎なんだけど、広告の効果という観点でどうなんかなあと。「そこはアピールポイントじゃねえだろ」と思ったのだ。
端的に言って、ドコモの強みってシェアにあると思うんだよね。日本の携帯電話のうち、なんだかんだで半分はドコモ。

ここが最大の強み。現実に顧客を抱えている。囲い込んでいる。この現実こそが強み。この強みがあっての他の話なんだよね。
なので、低料金というのはアピールポイントとして弱いと思う。それに、単なる低料金だとインパクトがない。料金を下げるだけでいいなら、同業他社がいくらでも追随できる。ドコモしかできない方法ではないし、強みが生かされていない。やるならドコモの強みを生かした方法がいい。即ちそれはシェアを生かす方法。そこをドン!とアピールした方がいい。
オレがコピーライターなら、こういうコピーを考えるね。

ドコモに電話するなら、ドコモでしょ。

携帯持っているヤツの半分はドコモなんだから、そこを強調する。同じ携帯電話会社同士の方がラクだよ。トクだよ。ドコモの場合、しかも電話をかける相手の半分がドコモなんだよ。確率高いんだよと。それを暗示するコピー。
そこで同時にドコモ同士の通話や、メールとかの料金を下げる。こっちの方が囲い込みとして意味があるような気がする。ソフトバンクにもホワイトプランがあるけどさ。

こちらは時間の限定があるし、何せシェアの問題がある。2割程度。5台に1台。それよりも、2台に1台のドコモがやるインパクトは大きい。同じ携帯電話会社同士の通話割引プランは、シェアが大きい会社ほど、利用者にとってはインパクトがある。シェアの大きさを生かすいい方法であるまいか?
しかもこの方法ならシェア逓減を抑えられる気がする。じわじわ減っていくシェアを何とか押しとどめようとしているけど、サービスとか料金プランとか、携帯電話の機能性とかで言えば、他社の方が優れている面が多いわけで、これから携帯を買おうとする人がドコモを最優先に考える理由はもはや乏しい。異なる携帯電話会社間の通話料金とかも、昔ほど高くないしね。昔は高かったし、先頭にボタン押すとかいろいろ面倒だった。「PHSにかけるときは、○番を先に押してください」みたいな。いつの間にやらなくなったけどね。古い話だ。
まして買い替えに関しても、番号ポータビリティ制度があるので、昔ほど抵抗はない。メールアドレスが持ち運べないという問題はあるけど、Gmailなんかのウェブメールを併用している人も多いので、これまた昔ほどには問題がない。なのでほっときゃ乗り換えられる環境がある。
でも、こういうシェアが大きいことを利用したサービスを拡充し、アピールすることで、逆にシェアを上げる可能性すら出てくるような気がする。安さとか便利さじゃなくて、「みんなが使っている」っていうところがポイントだと思うんだよな。現実にそうなんだから。シェアの数字で裏付けられてるんだから。強調すべきはここだよ。auソフトバンクにないシェアを持ってるんだから、それを使わないと損だよ。
強者は強者の強みをきちんと使って、追い上げる挑戦者との違いを打ち出すべきだと思いますです。以上、老婆心ながら部外者が感じたことを一方的に書いてみました。