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赤坂の隠れ家で牛一匹食べつくす - 赤坂大関

赤坂見附から程近いところに、こんな隠れ家的焼肉店があったとは……。昨日、焼肉にお誘いいただき、ひたすら焼いてまいりました。

赤坂大関赤坂見附・焼肉)

路地の奥。

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この路地に、

看板が置いてある。で、左を見ると、

あった。

赤坂という立地が信じられない隠れ家っぷり。雰囲気のある一軒家。
注文は普通に個別の部位の肉を注文できるが、ここの名物は「牛一匹」「牛半分」というセットメニュー。牛半分だと塩・タレの肉が。牛一匹だとそこに辛ダレのホルモンがつく。この日は「上の牛一匹3人前」と「上の牛半分2人前」を。そうなると、塩の肉が5人前、タレの肉が5人前、ホルモンが3人前来るって寸法。

ウォーミングアップにレバ刺しを。あまーい。うまいレバーには不純な味がまったくないのだ。純な甘み。クセなんかどこにもない。

そして来た来た、肉部隊第一弾。あちこちの部位が切り方も大きく並べられている。あちこちの部位をひとり1枚。これをひたすら焼いて、かぶりつくわけだ。

焼いて、

焼いて、

焼くべし!
そして食らうべし!
肉は顎をつかって噛んで食べるとやっぱりうまいのだ。噛み締めがいがあると、肉を食べる喜びが増す。肉を食べるという野性のワイルドな感覚が呼び起こされる。肉に対する野性を呼び起こすには、厚切りでなければならんのだ。

そして続いてタレ部隊が到着。

焼いて、

焼いて、

焼きまくれ!
肉は縦に焼け! 横に焼け!
向きが関係ない肉を焼け! 全方位満遍なく焼け!
薄切りにはない肉汁の喜びがここにはある。厚切りだからこそ、肉汁を閉じ込める意義がある。

そしてオーラスにホルモン部隊。これにて牛一匹。食い尽くし完了。
焼いて焼いて、噛んで噛んで、肉の喜び、牛への感謝とともに宴は終わる。ああ、焼肉って幸せだなあ。