荻窪で昼は魚、夜に肉 - ぶたや・さかなやの親戚
先日、迎撃オフのため、荻窪へ。丸一日アナログゲームをするという世にも恐ろしい会合に出陣。昼に集まりブラフ、カタン、ドミニオン、あやつり人形、魔法にかかったみたい……などなど。バカよ、まさにアナゲーバカ。
間にしたことっていっちゃ、ご飯食べるだけ。ご飯かゲームか。
さかなやの親戚(荻窪・魚料理)
いくさの前の腹ごしらえ。魚を食べるぞ、いざ行かん。
サバの開き定食。780円。ヘルシーに麦ご飯。この店は白飯と麦ご飯を選べるのだ。
サバってうまいよねえ。焼き魚の中ではかなり上位。脂もあるし、身も食べでがある。小さい干物もうまいんだけど、うまいと思える時間が少ないのよね、小さいから。せっかくうまいんだから、量を食べたいってときもあるじゃん。サバはそういうサイズ面の問題をクリアしてくれるのがいいのよね。
さかなやの親戚関連過去記事
- バカ胃袋の一日 - (旧姓)タケルンバ卿日記 2008-08-12
ぶたや(荻窪・肉料理)
夜はこちらの店。昼に魚ということで夜は肉。
この日はヒレが売り切れ。ロースのLとご飯のM。肉のサイズは枚数。M3枚、L4枚、XL5枚という感じ。
キャベツの上に肉、そして辛味のあるタレ。
肉はカリッと焼いてある。脂をカリッと焼いてある。脂のうまさを感じるいい焼き方。
タレがうまいので、ご飯が進む。肉の熱がうつり、しなっとなってきたキャベツにタレをからめて食べるのもまたうまい。キャベツ大盛り20円増し。次食べるときはキャベツ増しにしてみよう。
あとだ、次回はヒレを食べたいところ。ロースは脂身がうまいし、カリッという食感は確かによかったのだが、あまりにも脂的で、カリッと仕上げすぎているため、肉を食ったという感じがしない。もうちょっと「肉肉しさ」が欲しいのだ。肉を食べているという実感、感触、感動を味わいたいのだ。
これがトンカツならこうは思わない。ロースでも脂身以外の部分は結構あるし、「肉食ってるぞ!」という実感が味わえる。
これ、どれもロース。どれも脂身以外の部分がある。そして厚さがある。肉という実感はある。ヒレにしなければならんという特別の理由はあんまりない。
しかしこういう薄切りタイプだと、肉であるという実感がどうしても薄くなる。肉の厚みと、「肉肉しさ」の実感の濃さは相関するのだ。非脂身の体積によって「肉肉しさ」は変わる。そして食べている時間に関連して「歯ごたえ」も作用する。体積は少なくても、堅ければ食べている時間自体は増えるため、「肉食ってるなー」という実感は増しやすい。
その点この店は肉が薄いのと(この手の豚料理の中では厚い部類には入るのだが)、肉をサックリと食べさせる調理法なので、どうしてもそういう「肉肉しさ」が弱いなあと。うまいんだけど実感に乏しいというのが正直なところ。
ま、これは俺が元来アッサリ好きの赤身好きで、歯ごたえのある肉が大好きというところに理由がある。俺個人の勝手な理由。味はいい。うまい。そういうのを求めない人はロースでいい。満足できるはず。ただ、俺みたいな好みの人は物足りないよ、という好みの領域。ロースだと何か足りない。何かが足りない。堅けりゃいい、赤身であればいいという問題でもないんだけどな。うまいもの好きのわがままというほかありませんね。ともあれ、次はヒレ食うぞ。
このあと、結局朝まで。夜通しゲーム。道楽者の夜は終わらない。病気やね。