(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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祝日を減らして経済活動を活発にしよう

増税とかより、経済活動をてっとりばやく活発にする方法がひとつある。
それは祝日を減らすこと。休みを減らせば、その分、活発になるよね(要出典)。
第一、最近の祝日って多いと思う。

今年の祝日数は15日。振替休日などを含むと、全部で18日分がお休み。来年は17日。
例えば20年前の1992年は13日だった。7月の「海の日」ができたのは結構最近。1996年のこと。ついでに言うと、振替休日という制度ができたのは1973年、「国民の休日」ができたのは1988年。休みは増える一方。
まあ、昔みたいに土曜も働いている頃はこれでもいいと思うんだ。でも、今は週休二日制なわけでしょ。
今や企業も週休二日制が当たり前になってきた。

週あたりの法定労働時間は40時間。1日8時間の勤務で5日間という計算。
「いやいや、それは企業のブラック化を進めるだけだ」
という反論があるかもしれないけど、本格的なブラック企業は、どうせ休日出勤させるんだから、それなら平日扱いでも問題ないだろうし(当然休日手当なんか出さないよね)。
それに労働者のあるべき余暇の問題って、祝日の有無よりも、きちんと週休二日制が機能しているかとか、有給休暇をとることができるかにかかっているわけで。年に20日も満たない祝日のありかたより、週に2日きっちり休めるかどうかのほうが、割合的に重要に決まってるじゃないですか。月に一度の祝日より、週に二度のお休みですよ。
祝日を無くされてブラック化云々言うなら、それ以前に週40時間を超えないような労働時間の管理をすべきで、月100時間の残業とかが当たり前になっている恒常的なブラック企業の勤務実態が本質的な問題でしょう。
個別の祝日に関してそれを潰すのはいろいろアレなので(但し「海の日」は除く)、せめて振替休日をなくすといいと思う。1年は365日だから、ざっと考えて3日で年間の1%。3日間を平日化すれば、経済活動が1%分活発になる。おおおお、すげえ皮算用。5月以外の国民の休日なナシにするのもいいな。ゴールデンウイークくらいはさすがに残したほうがいいとは思うので。
というわけで、いっそのこと祝日とかを減らしてみませんか? どっちみち俺みたいな一人親方には祝日とか曜日とか関係ないから言えることなんだけどな。はい、ポジショントークです。