(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

何度行っても飽きない居酒屋 - 風神亭

食べ物画像はまだまだあるんや! どれだけためてたんや!
というわけで、空気を読まずにひたすら食べ物画像を投下する。見た人間の胃袋のことなどお構いなしだ。

風神亭(西荻窪・居酒屋)

西荻窪にはおいしいお店がいろいろあって、特に飲み助にはたまらない場所なのだけれど、俺が西荻窪で一番好きなのがここ。うまい。日替わりでいろいろある。魚も肉もある。お値段も割安。繁盛しているが、お店に入れないほどまで混んでない。と、いろいろ良い条件が揃っているお店なのだ。

ここに来たら「とりあえずビール」とかしない。もういきなり日本酒。酒のつまみが揃っているので、回り道しない。
頼むのは〆張鶴。いつもこれ。あとは蔵出しのがたまにあったりするので、それを。

ここはきちんとしたアテがあるのが嬉しい。
これはバチコ。くちことも言う。

ナマコの卵巣を干したもの。珍味。これをちょっと炙ったもの。潮の風味と塩分。もう酒と合わせるために誕生した食べ物としか思えない。

カラスミもあったり。こういうつまみをちょっとかじって一杯、ちょっとかじってまた一杯という繰り返しがたまらん。

そしていい飲み屋はポテトサラダがあるという法則ね。ポテトサラダがうまい飲み屋が良い飲み屋(断定)。
あとここは日替わりメニューなので、季節ごとの移り変わりがあるのがいい。

冬はあん肝。

春先になるとお刺身盛り合わせにホタルイカが登場する。

暑くなってくればオクラと穴子の天ぷらが出てくるし。

秋風が吹くようになれば茄子ですよね。ああ、うまい。




お刺身盛り合わせも鯖が入ったり、貝類が入ったり、先述のようにホタルイカが入ったりと実に飽きない。


そしてお刺身を自分とこでさばいているから、カマ焼きもある。スズキのお刺身がある日はスズキのカマ焼きがあるし、カンパチのお刺身があればカンパチのカマ。ハマチがあればハマチのカマ。
お刺身にした分の魚の数しかカマはないわけで、売り切れ御免。実に正しい。正しい仕事をしているからこうなる。納得の帰結。

名物料理も頼まないとな。シャシュリーク。豚肉を塊を棒に刺して焼く。それを目の前で切り落としてくれる。
味付けはシンプルに塩胡椒なんだけど、そのシンプルさがたまらん。塊の焼いた肉ってなんでこんなにうまいんだろね。
嬉しいのはシメも充実しているんだ、ここ。

チャーハンがあったり。

お茶漬けがあったり。

富士宮焼きそばもあったり。
毎回違うメニュー構成で、実に飽きがこない。それでいて確実にどれもうまくて、酒に合う。弱点を探すのが難しいお店。
カウンターでひとり読書しながら酒をちびり、つまみをちびりの人もいるし、仲間と楽しく飲んでいる人もいるし、老夫婦がお酒を楽しんでいたり。そういういろいろな人が同居できるってのも、良いお店である証明だよね。
西荻窪お立ち寄りの際は是非どうぞ。

〆張鶴 純(純米吟醸) 1800ml

〆張鶴 純(純米吟醸) 1800ml