最低賃金が安いとこで起業希望
何だか色々と考えてしまいましたよ。都心のオフィス空室率が１．８％。バブル期並の低水準。
こんだけあっちゃこっちゃ建ててるのにねえ。よく埋まるもんだ。ただ、これってあんまりいいニュースじゃないよね。法人数も人口も増えていないのに、オフィスだけは増えているってわけだから、ごくごくシンプルに都心への一極集中が進んでいるだけな気がしますな。
だけども、本来会社経営を考えると、オフィスはもうちっと地方に分散するべきなんだよね。物価の問題が大きいから。同じ面積なら地方の方が家賃は安い。もちろん人件費も安い。ならば都心になくてもいい会社機能は地方に移した方が得なはずだけど、そういう移動はほとんど起きてない。ということは人間がたくさんいる環境でないと成立しない商売が多いってことなんでしょうな。縁故商売というか。
ここまで通信環境が良くなっているんだから、どっかの山奥に会社作ってもいい気がするけどねえ。経理とかの事務処理、あるいは書類作成なんかその典型。どこでやっても変わらん業務なら、地方でやった方が絶対お得。東京なら奥多摩あたりに会社構えたら随分安上がりだろうに。環境いいし、温泉あるしさあ。都会人だから地方に行きたくなるんですかねえ。都心に集まりたがるのは田舎者テイストな気がしますなあ。
