(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

オヤヂの肩タックル

電車生態系の謎。それは「肩タックルオヤヂ」だ。
彼奴らは一体何なんでしょうねえ。所構わず肩から突っ込んでくる。「君は慶応か。明治か。いわんや早稲田か」とばかり、ラガーメンよろしく肩でGO! セリフをつけるなら「ぬおーりゃー!」であり、どことなく本宮ひろ志のかほり(布施明風表現)。決して悪びれる感じでもなく、むしろして当然くらいの佇まい。どういうことよ、君たちは。
いや、電車がぎゅうぎゅうで入れないとかならわかる。実際その肩タックルでスペースが出来たりするし。あるいはオレみたいな体型の人間に突っ込んでくるのも許す。ガッチリ体型の意義っていうのはこういうことなんだろうと常日頃から思っているわけですよ。そのために日々カロリーを大量消費しているわけで。「タケルンバは優しさで出来ています」をモットーにするタケルンバとしては、こういう攻撃を誰からともなく受け止める姿勢が優しさであり、貴族としてのノブレス・オブリージュと思うわけである。小せえなあ。
ところが問題は空いているのにわざわざ突っ込んでくるオヤヂと、突っ込む相手を選ばずに肩タックルをかますオヤヂだ。これが始末が悪い。前者はタックルしてくる必要がないし、後者はタックルの攻撃性に気付いておらん。恐らくこのオヤヂは「電車とはそういうものである」という認識で魂のタックルを繰り出しているため、タックルしなくてもいい場面があるということと、タックルしてはいけない相手がいることに気付いておらんのである。君たちはそういう判断もできんのかね。
ま、一方で越中ばりのヒップアタックを敢行する女性もいらっしゃいますがね。この前なんて「ジャンピング」でやられました。でもかわいかったから許す。許すのかよ! 結論は「タケルンバはオヤヂに厳しい」です。(←間違ってる)

歯ブラシも飲み物

皆さん、歯磨きも油断大敵ですよ。香港で歯ブラシを誤飲したというニュース。

……どうやりゃ飲み込むもんなんだ? <誤ってのどの中に滑り落とし>ってあるけど、どんな間違いなんだろ。そっちの方が気になる。飲み込んだとしても、喉のどっかで引っかからんか? そういうあらゆる可能性を乗り越えたナイスストライクなんだろうね。
医者も内視鏡で歯ブラシとると思わなかったろうな。便利だね、内視鏡

世界で16位の離婚

チェルシーのオーナーでもあるアブラモさんが離婚。

財産が財産なだけにずっと揉めてたわけですが、やっと成立ですか。ポール・マッカートニーもそうだけど、財産がある人は大変だねえ。

 同氏は米フォーブス誌の今月号の世界長者番付では、総資産187億ドル(約2兆1720億円)で16位となっている。

に、2兆円ですか。そりゃ揉めるよなあ。「1割よこせ」でも2000億以上。田園調布に家が建つ。星セントルイスか。

タケルンバ卿のF1大予想

F1がいよいよ開幕ですよ! F1界もジャイアンがいなくなり、乱世といわれる今シーズン。タケルンバが展開を予想してみました。……当たらないで評判ではありますがね。

大きな流れは変わらない

基本的に昨年とレギュレーションが変わらない以上、基本的な勢力図は昨年と一緒です。昨年のマシンとベースが一緒である以上、下克上は起こるべくもなし。だってそうでしょ。昨年1シーズンで変わらなかった差が、たかだか半年弱のオフシーズンで変わるべくもなし。強いチームは強いまま。残念ながらそういうことです。
ルノーフェラーリの2強、それを追いかけるマクラーレンやホンダという構図に変化はございませんな。

移籍の損得勘定は?

しかし今期はトップドライバーの移籍があり、その損得勘定の計算がカギとなります。マクラーレンに移籍したアロンソと、フェラーリに移籍したライコネン。チャンピオンチームから昨年3位のチームに移籍するのと、昨年3位のチームからチャンピオンに肉薄した2位のチームに移籍では、果たしてどっちが上なのか。これが今期のポイントと言えそう。

ライコネンアロンソ

で、早速その答えになりますがライコネン優位とみます。その理由はマクラーレンの開発スピードの遅さ。昨年は途中でモントーヤからデ・ラ・ロサへのスイッチがあったとはいえ、前半9戦と後半9戦では、後半があまりに悪いのよ。完走した場合の平均順位を調べてみるとこんな感じ。
(前後半のチーム別平均完走順位)※失格はリタイアとして計算せず
       前半 後半
ルノー     2.9  3.7
マクラーレン  3.8  5.3
フェラーリ   4.1  2.9
トヨタ    10.0  7.8
イリアムズ  8.7 10.3
ホンダ     7.9  5.3
レッドブル  10.1 10.5
ザウバー    9.0  9.4
トロロッソ  12.2 12.3
アグリ    15.6 14.9
ということは、このオフの間にフェラーリはもっと速くなっているわけで、そういう意味でアロンソライコネンの比較で考えるならば、より開発が速いフェラーリに乗るライコネンにアドバンテージがあるんではなかろうかと。そう思うわけですよ。

ライコネンの最大の敵はマッサ?

しかしそのライコネンフェラーリ1年目。まずは同じマシンに乗るマッサに明確な差をつけねばなりませぬが、これが実は難しい。意外とマッサはいいドライバーなのよ。全18戦を6戦ずつ分け、完走時の平均値をとると、5.0→4.3→4.0と尻上がりに成績上昇。侮れない実力を持っているわけなのです。なので、アロンソより何より敵は身内にあり。少なくてもフィジケラよりは上。「フェラーリ2台 VS アロンソ」という構図になりそうですよ。

波乱のシーズンという前評判ほどには波乱はなし

その他で上位が望めるのは、まずはホンダのバトン。ホンダは上の表でもわかるように、着実に戦闘力をアップ。今年もきっと上に来るでしょ。テストが悪かろうが何だろうが、ここはそういう実力があるチームなので心配なし。
それ以外はどうでしょうね。フィジケラは勝ってもおかしくないけど、トヨタBMWは優勝まではキツい。フェラーリマクラーレンルノーより上に行くイメージがない。総崩れにならんとね。そこまで荒れるレースは年に1回あるかどうかなので、そこに賭けるわけにはいかんなあ。そういう場面はホンダが拾っていきそうな気もするし。荒れそうな年ほど実は荒れませんよ。

スーパーアグリは入賞すりゃ上等

スーパーアグリにもそんなに期待しとりません。悲しいかな弱小チーム。昨年は参加しただけ、今年は下位を走るだけが精一杯でしょ。でもポイント獲得のチャンスはあると思うよ。特に前半。うまくいくと8位に1回くらいなれるかも。でもその程度の期待しかできませんよ。F1はそんなに甘い世界じゃござんせん。8位で上等くらいの淡い期待をかけるにとどめときます。6位なんかになったら感涙ものですよ、はい。
あと今年の個人的期待はハミルトン。こいつはやるよ。要注目。いよいよ開幕ですなあ。