ピッチピチは礼儀です
タイのピチピチ制服ネタは定期的に話題になるなあ。
今回も人気のようで。
シャツは、身体にピッタリとフィットする白いワイシャツに。そして以前の重たい感じだったスカートから、太ももが出るくらいのスリットの入ったミニスカートに変更。これは歩くために便利としているという。
まにあっくすZニュース タイの女子学生制服が、やばいエッチと話題
これ見ると最近そうなったみたいなニュアンスだけど、結構前からよ。パツンパツンのワイシャツとミニスカというコンボは、少なくても俺が定期的にタイに行くようになった5、6年前の時点で、バンコク・チェンマイではよく見かけた。普通の服装。普通の制服。
ま、でも、この服装には理由があって。
- (過去記事)海外でのカルチャーショック集 - (旧姓)タケルンバ卿日記 2008-05-07
海外でのカルチャーショック集 - (旧姓)タケルンバ卿日記ピッチピチファッション
タイの正しい着こなしはピッチピチなのである。ブカブカのヒップホップ系ファッションの対極。ピッチピチが正しい。
そのため、学生の女の子もピッチピチなのである。白のブラウスピッチピチ。目の保養。もとい、目の毒だ。やり場に困る。
尚、ガチムチ好きにもたまらんはず。向こうの警官・軍人もピッチピチ。制服もれなくピッチピチ。レディーボーイが多いわけだ。
そういうものなんよ。そういう文化なの。日本で「なんで着物の下は下着つけないの?」みたいな話で。「そういうもんだ」って話でしょ。それと一緒。下着を着けないのが着物の正しい着方。向こうではパツンパツンが正装。そういうことよ。
とりあえずガチムチ好きのあなたに、タイの警官写真がまとまっているのを見つけたので、リンク貼っとく。「パツンパツン」はタイにおける制服のフォーマルな着方なので、話は女性だけに限りませぬ。男性も該当。つまり女子大生がパツンパツンなら、男性警官もパツンパツンであり、腹肉むぎゅうであり、もれなくボンレスハムであり、別所哲也ならずともハムの人でありコップンカーップ*1。
誰得だな。
20代は常に問題なんですね
ボージョレ・ヌーヴォーのあおり文句で思い出した。
- (過去記事)若い人は海外旅行離れしてないよ - (旧姓)タケルンバ卿日記 2008-07-08
日本旅行業協会の統計ページの一言。「海外旅行者の性別・年齢階層別構成比」の解説が毎年一緒なんだよ。
- 2002年版
1996年と2001年を比べると、全体では20歳代が5.8ポイント減少しているのに対し、50歳以上は5.7ポイント増加している。20歳代の女性は依然として海外旅行の最大のマーケットを構成しているが、この5年間では8.0ポイント減少している。
http://www.jata-net.or.jp/tokei/004/2002/06.htm
- 2003年版
2002年と5年前の1997年との構成比を比較すると、20代の減少、特に20代女性の減少が目立ち50歳以上の比率が6ポイント増加している。
http://www.jata-net.or.jp/tokei/004/2003/06.htm
- 2004年版
2003年と5年前の1998年との構成比を比較すると、20代の減少、特に20代女性の減少が目立つ。
http://www.jata-net.or.jp/tokei/004/2004/06.htm
- 2005年版
2004年と5年前の1999年との構成比を比較すると、20代の減少、特に20代女性の低下が目立つ。
http://www.jata-net.or.jp/tokei/004/2005/index.htm
- 2006年版
2005年と5年前の2000年との構成比を比較すると、20代の減少、特に20代女性の低下が目立つ。
http://www.jata-net.or.jp/tokei/004/2006/06.htm
- 2007年版
2005年と5年前の2000年*1との構成比を比較すると、20代の減少、特に20代女性の低下が目立つ。
http://www.jata-net.or.jp/tokei/004/2007/06.htm
- 2008年版
2007年と5年前の2002年との構成比を比較すると、20代の減少、特に20代女性の低下が目立つ。
http://www.jata-net.or.jp/tokei/004/2008/07.htm
こんな按配。
でだ。2009年版はどうかというとだ。
- 2009年版
2008年と6年前の2002年*2との構成比を比較すると、20代の減少、特に20代女性の低下が目立つ。
http://www.jata-net.or.jp/tokei/004/2009/07.htm
こちらは相変わらずの安定感があって素晴らしいですね。
求むボージョレ・ヌーヴォーのはずれ年
ボージョレ新酒、今年も解禁になりましたな。
今年はぶどう生産地が天候に恵まれ、香りや味わいのバランスがよく、50年に1度の出来栄えという。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091119/biz0911190033000-n1.htm
ほう。そら強気だね。50年に1度か。ふうむ。
あわせて読みたい。
95年「ここ数年で一番出来が良い」
http://news.ameba.jp/domestic/2009/11/50326.html
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年「50年に1度の出来栄え」←イマココ
夫婦の幸せな別れ
こういう死に方いいなあ。
そして夫の死に直面し、悲しみにくれた魏さんも、李さんの後を追うようにその3時間後に亡くなった。
同じ日に他界した仲良し夫婦、夫の死から3時間後に妻も亡くなる。 | Narinari.com
どんなおしどり夫婦も、いつか死がふたりを分かつわけで。そう考えると、ひとりになってしまったのが3時間で済んだというのは、ふたりにとって幸運だったのかなと。病気とはいえ、83歳まで生きたわけだし。
同じ年に生まれ、同じ日にこの世を去った夫婦。病気に苦しんでいたとは言え、65年間連れ添った夫婦にとっては、幸せな最後だったのかもしれない。
同じ日に他界した仲良し夫婦、夫の死から3時間後に妻も亡くなる。 | Narinari.com
65年間も連れ添った人と離れ、ひとりで生きるのはあまりにもつらかっただろうし。かくありたいもんだなあ。