(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

こういう記事がダイエットのネタ元になるのです

アーモンドはカロリー摂取作用が低く、満腹感が得られるそうですよ。

見出しに「減量にアーモンド」とあるから、またトンデモ記事かと思ったけど、かなり抑制された内容。アーモンドを適量(23粒前後=167キロカロリー)を毎日食べても太らない理由を3つ提示しとります。

 (1)満腹感を感じるのでほかの食事からのカロリー摂取が抑えられる
 (2)アーモンドを食べるとエネルギー消費が増える
 (3)皮に含まれる食物繊維が腸での脂質吸収を抑制する

(摂取カロリー−消費カロリー)というダイエットの公式を考えてみても、非常にまともな内容。摂取カロリーを実際の数値より低くするとともに、消費カロリーを増やすので、カロリーが残らない。故にアーモンドでは太らないって話。
ただこういう話をマスコミは都合よく使うんだよね。意図的な曲解。アーモンドは食べる量に限界があるし、よく噛んで食べるものだから、食べ過ぎになりにくい。おまけに摂取カロリーを抑える効果があり、消費カロリーが増える。だからアーモンドじゃ太らないよって話なんだけど、これは「アーモンドを食べると痩せる」じゃないのよね。ここ重要。太りづらい食品ではあるけれど、痩せる食品じゃねえのよ。某みの番組ではよくやる手法だよね。微妙な結論の曲解。「太らない」と「痩せる」は違うのよ。
これ豆腐なんかでも一緒の話。豆腐も太りづらい食品なんだけど、それはタンパク質が豊富であるとともに、そんなに量を食べるものじゃないので、食べ過ぎない。しかもカロリー少な目な食べ物なので、一般的な食事よりは太りづらいという論理なんだけど、痩せるわけじゃないんだよね。アーモンドにしても豆腐にしても、メチャ食いしてカロリー大盛りで体に入れれば、結局は太るんですよ。
これ、納豆もそうだよ。他のおかずよりヘルシーであり、良質なタンパク源だから、体にはいいのよ。ただ「痩せる」食品ではねえわけ。アーモンド・豆腐・納豆。全て豆の食品であること考えれば、豆類が如何に体にいいかってことは明白なんだけど、豆類食べれば痩せるという話じゃない。健康になるし、太りづらいけど、量を考えましょうねっていうシンプルなお話。結局はダイエットって自己抑制なのよね。なわけで、自己抑制できない私は15年間も80キロです。打倒、池中玄太。