不遜なタイトルですが、如何に歌のうまさというのが個人の価値観によるものであり、統一できん価値観であろうとも、心のベスト1は誰にでもいるわけです。そしてタケルンバのベスト1は布施明なんですよ。
タケルンバの歌がうまい基準はこんな感じ。
- 音程
- リズム感
- 声量
- 声質
これで考えると布施明の能力は図抜けていると思うのである。対抗できるのは尾崎紀代彦(@また逢う日まで)くらいな感じでトータル点が高い。
声質としては矢沢永吉とか柳ジョージあたりも捨てがたいんだけどね。ああいう声は大好き。ただ声量という排気量というか、エンジン性能で遅れをとっているというか。同じイタリア車でもフェラーリとアルファロメオ的な違いがあるのかなと。またこの人は他人の歌をやらせてもうまい。歌手としてのポテンシャルが高いからこそ、カバーしても自分色に染めることができると思うのだ。
そんなわけで、「霧の摩周湖」を存分にお聞きください。