今回は雰囲気を変えて。ラグビーのニュージーランド代表「オール・ブラックス」に伝わる「ハカ（haka）」を。
こういう気合入れって試合前には大事なんだよなあ。スポーツの試合、特に国際試合は形を変えた戦争なわけで、こういう儀式でテンションを高めると同時に、相手にプレッシャーを与える効果は大きい。ましてやカッチョいいしね。マオリ族の伝統に裏打ちされたものであるし、こういう文化っていいよね。
ちなみに上であげたのは「カマテ（kamate）」というハカ。他にもこういうハカがあります。
また同じ地域ということで文化的に近いせいか、トンガとかサモアにも同じような儀式があるみたい。
男くさくてカッチョいいぞ。
「クレオパトラは美人じゃないかも」という説が。
ほほう、なるほどって説だけど、ま、よくよく考えれば当たり前だよね。というのは、昔の美人基準と現在の美人基準は違うから。例えば日本だって清少納言が美人として名高いけど、当時の美人って目が切れ長で薄っぺらい顔なんだよね。今の基準で考えればブサイクになるかもって顔。ただ基準が違う以上、それをクサしてもしょうがないんだよね。
ちなみにタケルンバも日本人女性には不人気だけども、インド・アラブ・アフリカ出身の女性陣には人気があるのである。向こうは太っちょ好きのため、こんなオレにも需要があるのである。但し残念なことに好みのミスマッチがあるのだ。オレは確かにポッチャリ好きなのだけれど、さすがにポッチャリし過ぎていることが多いのである。そこが残念である。適度にポッチャリかつオレを好きになってくれる人、ウエルカム。
２月１７日付で紹介したフィオナ・シッ。あまりにもかわいく首っ丈なので、勢いでファンクラブに入ってみることに。恐らく日本人で入っとるヤツは少ないに違いあるまい。オレが日本人初ってことはなくても、そこそこ上位には入るはず。「フィオナ・シッといえばタケルンバ」になるのだ。
とはいえ大した手続きはないのよ。加入は無料だし。まずは公式サイトに行きましょう。
で、左上にパスワードを入れる欄があるんだけど、そこに「REGISTER」ってのが点滅しとります。ますはそこをクリック。するとファンクラブ規則みたいなのが出ます。広東語なのでどうせ読んでもわかりません。「ファンクラブ規則みたいなのが出ます」って書きましたが、これだってオレの想像です。多分そうでしょうよ、きっと（適当）。なので「I Agree」を押してください。文字通り「我同意」してください。
すると色々と記入するところが出ます。あ、全部記入することはねえです。次のとこだけ記入すればＯＫでした。
メールアドレス以外は嘘でも大丈夫ですよ。適当でＯＫです。電話かかってきたら嫌なので、オレは大昔の実家の電話番号にしたくらいです。メアドもウェブメールでＯＫですよ。
で、入力が終わったら下の「submit」を押します。入力漏れがある場合は入力画面に戻ります。入力必須の項目は右に印がつくので、そこだけ入力をしてください。
でもってしばらくするとメールが到着。そのアドレスにアクセスすると会員番号がわかると。で、会員番号と最初に設定したパスワードを入れればログインできると、そういうわけです。
で、特典。写真とか壁紙とかがダウンロードできる。会員にならないと見れないのよ。これだけでも会員になる価値アリ。どうせタダだし、嘘プロフィールでも登録できるし、なかなかお得ですよ。やばいと思ったら登録したアドレスを捨てれば足がつかないしね。……なんかこれ犯罪者の発想だな。
ちなみにオレは会員番号３９７５０番。おお、約４万人もいるのね、フィオナファン。あなたもファンクラブにウエルカム。
何だか昨年のライブドア騒動で語りつくした気がするんですけどね。スティール・パートナーズのサッポロＨＤに対する仕掛けで、またもや「会社は誰のものか」だとか「金儲けだけでいいのか」だとか「ハゲタカ外資が許せん」とか、訳の分からん議論再燃。何というか不毛ですよ。この話って結論はとてもシンプルだと思うんですけどねえ。
結論から書きますよ。会社は株主のものですよ。金出したヤツのもの。これ、大前提。だってそうでなきゃ誰も会社作らんでしょ。１０００万円出して会社作りました、しかし会社はあなたのものではありません。こんなだったら誰も金出さないし、会社作ろうとしないでしょ。小さい会社で考えればわかりやすいけど、金出した人間イコール会社を所有する人間というのが最もシンプル。それ以外ありえん。
で、問題は大企業。ここに話が及ぶと「公益性」とか「社会に対する責任」とかの微妙な議論が出てくるんだけど、小さい会社と同じですよ。分けて考えることない。大企業だって金出したヤツのもの。つまり株主のものですよ。小さい会社の違いは、株が売買されているため、最初に金出したヤツが今も株主とは限らないという点だけ。ただ、株というのは正にその点を解決するシステムで、株を持っているヤツを金出したヤツとみなしましょうよというもの。そういうシステムなので、小さい会社と同じように考えて問題なし。これでいいじゃない、ねえ。
ついでに言うと会社の目的は「儲けるため」です。金稼ぐのが目的。正義感ぶってもダメ。会社は営利目的。だってわざわざ「非営利法人（ＮＰＯ）」って言葉があるくらいですからね。ということは、普通の企業法人はすべからず営利目的なのよ。言わずもがなってことで。
もちろん公益性がないとはいいませんよ。社会に対する責任がないとも言いません。ただ、それは儲かっているからできるんですよ。利益の範囲内でしかできない。損失を出していては、そもそもそういう活動をする以前に会社が潰れてしまう可能性があるわけで。つまり必然的に優先順位は「金儲け→社会奉仕」になるわけですな。きれいごと言ってごまかしてもダメ。会社は金儲けのためにあるんです。
で、問題はこの２点が会社をダメにするかというところなんだけど、決してそんなことはないんだよね。むしろこの２点があるから競争があり、発展があるくらいですよ。
例えば「従業員軽視ではないか」って批判があるんだけど、従業員軽視の会社にはいい人間が集まらないから、必然的に淘汰されるんだよね。人間ってバカじゃないから、待遇がいいところに行こうとするし、大切にされているという充実感を大事にするでしょ。となると、従業員を大事にしない会社には人が集まらなくなる。ということは、従業員軽視は株主にとっても損だし、金儲けのためにも損なのでやらない。理念とかはどうでもいいのよ。損得勘定としてそういうことをしなくなるってことね。
また「企業の社会活動」とかにしても、そういう活動に熱心な会社は必然的に評判が良くなるから、株主にとっても金儲けのためにも得になると。なので、これまた取り組むようになる。つまり「会社は株主のもの」「会社の目的は金儲け」って話でも、会社は従業員を大事にするし、社会活動に熱心になるってわけ。全然矛盾しない話なのよ。
だからこの話は本来終わっている話なんだよね。もう結論が出てる話。これ以外の話は枝葉末節だし、感情論に過ぎませんよ。「外資にサッポロビールがのっとられるのは嫌だ」って話で。それなら株式公開しなきゃいい。株式を公開しているってことは、誰が会社の所有者になってもいいですってことだからね。サントリーはそれが嫌で非公開にしているわけだし。あるいはGoogleみたいに一般に売り出す株は議決権を少なくするって方法もある。結局はやり方であり工夫ですよ。
で、もっとそもそも論で言えば、こういう買収・合併ＯＫの世の中にしようと舵を切ったのは自民党政府なんだよね。ということは、これが嫌なら「自民党クソッタレ！」と叫ばなきゃいかんのよ。これ、そもそも論。そう思ったんならちゃんと選挙行きましょうね。それが全ての根源ですよ。
