To eat or not to eat

苦悩であった。苦悩。そう、まさに苦悩とはこのようなことを言うのだ！　喉越しと歯ごたえとコアなおばちゃんを求めて香川・高松にすべきか、それとも縮れ麺とあっさりスープと日本酒を求めて福島・喜多方にすべきか、慎重かつ大胆に検討した結果、「最近行ってねえ」という理由で喜多方に決定。市役所や駅はこの決定に大賑わいであり、振る舞い酒があったり、号外があったりと、それはそれは大喜びである（新華社通信調べもちろん嘘）。
日程は１泊２日。早朝出で到着後いきなり食いまくり、１泊の後、さらに食いまくって帰宅というＴＶチャンピオンもビックリという企画。早速駅近くのホテル確保。経路も確認し準備万端。こういう準備は抜かりない。
とはいえ、問題は行ってどうするかだ。どう行って、どう食うか。正直、喜多方ラーメンはそうそう軒数を廻れるもんじゃない。前回のさぬきうどん合宿においては１日で１２軒廻った大バカモノ鉄の胃袋を誇るとはいえ、ボリュームの関係上、１日に６軒が限界か。それでも食いすぎだよ。
しかし行きたい店は軽く１０軒を超える。行きたい店だらけなんである。軽く挙げるとこんな感じ。

朝昼夜　あべ食堂　喜一　くるくる軒　源来軒　さくら亭　さゆり食堂　上海　食堂なまえ　大安食堂　大三元　はせ川　坂内食堂　まこと食堂　松食堂　やまぐち　来夢

……１７軒もあるんですけど。ううむ、またもやハムレット。食うべきか食わざるべきか。「To eat or not to eat」だ。ハムレットにそんなセリフねえよ。