(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

重箱の隅にうまいものなし

タウンミーティングの経費の使い方の杜撰さとか、目黒区などの政務調査費の使い道など、何かと公費が話題になってますが、正直、ここまで騒ぐ意味がわからないんですよね。
もちろん問題だとは思いますよ。1円でも公費ですし、税金ですから、きちんと使うべきだし、ケチって当たり前ですけど、ここまで大騒ぎするほどのことじゃないんですよね。というのも、この程度の金をケチっても意味がない。総予算規模が80兆円の日本では、100億・200億ですらはした金。もっと大きい部分に手をつけないと意味がない。
大体さ、月給80万円の人が1000円・2000円を気にします? 全体の1%以下のものを節約しても、あまり意義はない。それよりは住宅費とか食費みたいな大きな部分に手をつけた方がよっぽど意味がある。月20万円のマンションから、月15万円のところに引っ越したほうがよっぽど節約になるわけですよ。家賃をケチってタクシー使う生活の方が豊かだと思いません?
もちろん小さな節約が意味ないとは言いませんよ。「塵も積もればマウンテン」は重々承知しております。けんども、優先順位があると思うわけですよ。同じ力を使うなら、その力を大きな節約に使おうよという話。国家予算から見たら誤差みたいなところをじぐじぐ突いている暇があるなら、ウン百兆円の国の借金を減らす算段をせえよ、と言いたいわけです、はい。
大体安倍も矛盾してるよね。成長重視とかいいながら、証券税制を元通りにしようとしてるし。成長重視ならさ、株式取引に対する税金を下げたほうがいいのにな。今10%で、20%に戻そうとしてるけど、これを5%にしたら世界中の投資家が日本株を買いまくりますよ。だって先進国で最も税金が安い株式市場になるから。で、株が上がりまくれば、株で運用している年金基金が儲かるわけで、そうなりゃ年金問題なんて一気に解決しますよ。そこまで考えての成長重視じゃないのかねえ。
以上、ちょっと愚痴っぽく語ってみました。ぶつぶつぶつ。