アスレチックスのバリー・ジトが今年でFA。去就が注目されていたわけですが、どうやらジャイアンツと契約したそうな。
内容はというと、7年総額1億2600万ドル。単純計算して年1800万ドル。年21億円。
うへえ、スゲエ金額だ。でも、これが今のMLBの相場なんだよね。ローテーションの中心となるスーパーエースとしては実にまともな額。これを見ると松坂が如何に割安であり、ポスティング・フィーの分、値下げされたのかがよくわかる。確かにジトにはMLBでの実績もあり、サイヤング賞もとっているけども、年あたり10億円も差がつくほど両者の実力に開きがあるとは思えないんだよね。今後の期待値を考えても、ジトとはそこまでの差はないし。年齢で考えても松坂は26歳で、28歳のジトより2歳も若いですしね。
ボラスも言ってたように、今回は松坂の入団意思を最優先しただけで、契約自体は不当に安い。それが如実に分かるジトの契約でした。エプスタインの我慢強さが光ったね。