西への逃避行
高山で盗まれた金塊が見つかりましたよ！
いやあ、よく見つかったねえ。警察グッジョブ。しかし盗んでから３ヶ月たってまだ３分の２が残っていたということは、ばれずに溶かすことが如何に難しかったということよね。
そういや事件のときにこんなこと書いてたっけ。
■2007/03/19「盗もうと思わせないことがセキュリティの第一歩」http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20070319#p2
テレビとかで見たことあるんだけど、あれを盗んだのか。盗んでも大変だろうに。重いし、あれだけ目立つ金塊だから足がつくだろうし。「溶かしちゃわかんねえべ」というのは素人考え。あれを金としての商品価値を損なわずに溶かすのって難しいと思うよ。国外に持ち出せばともかくねえ。
ま、こういうことなんでしょ。それでも３分の１は溶かしたわけですが、恐らくそこからアシがついての検挙。世の中は意外と悪いことができんようになってるもんです。
問題はルーマニア人女性よね。盗んだのは男３人組。今回捕まったのは男２人とこの女性ということは、この女性は実行犯ではない。それ以外の役割がある。普通に考えれば通訳かね。この金塊泥棒が英語できるとは思えない。この女性が通訳となってシコシコ売ってたと考えるのが自然。
売り先は中国かねえ。大連あたりが有力でしょうか。大連だとロシア系の人も多いので、ルーマニア人でも他の場所ほどには目立たないしね。日本人が白人女性を連れ歩いているのはベタなケースだし（売春よくある風景）。ま、それ自体はほめられた話じゃないが。
いずれにしろ逮捕されたのが北九州である以上、西へ向けた逃亡なわけで、中国経由を疑うのが自然。逃げているあと１人はどこにいますかね。マカオで豪遊してたりして。中国の質屋に行けば金はいくらでも換金できるからなあ。質屋で換金し、カジノでチップに替えバクチをし、当たったら香港ドルに換金すると。これでビューティーにロンダリング完了。ホテル三日月の風呂桶も同じ運命なんでしょうね。ご愁傷様。
