(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

情の世界と結果の世界

微妙に話題になっとりますな。テン・アローズ三屋社長の解任劇。

久々にテレビで見たと思ったらこの騒動。まず最初に思ったのは「年取ったなあ」ということ。社長就任前はもっと若い印象があったので、わずか3年で加速度的に加齢した感じ。シワが増えたし、何だかやつれちゃって。
とはいえ、解任自体は当たり前なんだよね。3期連続赤字なんだもの。いくら来期はって言っても、3連荘でダメだったわけで、4回目のチャンスをくれというのはいささか太い。むしろこのご時世で3回チャンスをもらっていたわけで、これで結果が出せなかったということは、経営者としてアレということ。経営者は結果がすべてですからねえ。
しかし解任直前のテレビ詣では痛かった。あからさまに情に訴えとったわけですが、情で経営はできんわけで。どんな世界でも、情が通用するのは結果が出ている時だけ。利益が上がっているという前提があっての情なわけでね。過去に成功しているからこその「もう一度チャンスを」ということ。失敗続きの明日はなし。怜悧な判断だけど、当り前よね。これで4期連続になったらいよいよ経営不安になるわけで。実にノーマルな判断。「泣いている=かわいそう」という世界じゃないのよ。経営は。