(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

同世代と時代が合わない

昨日付けで「黄金バット」の動画を載せたじゃないですか。

すると同じ年の周辺から意外な反応。「お前は本当に同じ年か?」「サバか?」「夏川純か?」「それとも三井ゆりか?」などなど。夏川純はともかく、そろそろ三井ゆりは忘れてやれよ。
で、ヤツら曰く「俺らの世代で『黄金バット』はねえよ」とのこと。「え? 再放送見てなかった?」と言うと「見てない」とのこと。「紙芝居でも有名じゃん」と言うと「俺らの世代で紙芝居はねえだろ」とつれないご返答。「ますます怪しい」と逆に窮地に。やべえ、やぶ蛇だ。
しかし実はこういうケースはままあるのである。同じ世代どころか、同じ年のヤツに微妙なジェネレーションギャップが発生することがある。何故か3つ上とかの人と見ているものが同じだったりする。
特にアイドルがそう。オレの中で最初に好きになったアイドルは山口百恵である。そしてピンクレディーが好きであり、ミーちゃん派だったわけだが、冷静に考えるとちとおかしい。というのも、山口百恵が引退したのは1980年。オレが4歳になるかならないかの頃だ。そしてピンクレディー解散はその翌年の1981年。どっちみち幼稚園児ど真ん中であり、ガキ真っ只中。本来はこんな記憶がないはず。けれども引退に涙した記憶も、解散に涙した記憶もバッチリある。
その一方で周りはど真ん中であった松田聖子は微妙。もちろん記憶にはあるものの、あんまり好きではなかったような。山口百恵で始まったオレの嗜好に合わなかったよう。で、クソガキのオレはどうしたかというと、山口百恵ピンクレディーから、松田聖子を飛び越え、中森明菜に行ってしまったのである。「北ウイング」とか「サザン・ウインド」とか「十戒」あたりがど真ん中。ううむ、我ながら渋いチョイス。
しかし同世代はというと、中森明菜に追いついてきたのは、せいぜい「DESIRE ―情熱―」の頃。ところがオレは本田美奈子に鞍替えし、「マリリーン」である。これじゃ話が合わんのもやむをえん。
「三つ子の魂百まで」と言うけども、わしゃ三つ子で百恵ファン。ガキなのに、いいセンスしてんじゃん。 >オレ