(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

沖縄4泊5日旅行 −1日目−

12日から4泊5日で沖縄に行って参りました。実に久々の沖縄。4、5年ぶりであります。今回の旅行のテーマはこちら。

ひたすら泳げ!

沖縄といえば海。何はともあれ海である。「きれいな海」ならあちこちあるが、サンゴ付き、きれいな砂浜付きとなると沖縄のみ。ましてや9月中旬でとなると沖縄の独壇場。ここは泳ぐに越したことなし。

ひたすら食え!

沖縄食といえば今や長寿食で有名。塩分少なく滋味あふれる味は沖縄ならでは。食材も沖縄特有のものがあり、とても特徴的。沖縄に行ってそれらを食わねば、沖縄に行った意味なし。というわけで何はともあれ沖縄フード。

地元に染まれ!

タケルンバのモットーは「郷に入りては郷に従え」である。せっかくよその土地に行ったのだから、その土地の生活・文化に染まった方が、日常との違いを実感できるし、レアな経験もできるので楽しいと思うのである。そんなわけでよそ者ではあるけれど、よそ者行動はとりたくないのである。
というわけで1日目からどうぞ。

A&W 牧港店(http://www.awok.co.jp/

午前に那覇到着。時間もあり天気も良く、ましてや日程後半は台風13号の影響が心配されたので、泳げるだけ泳いでおこうと、まずは伊計島に向かうことに。で、時間節約のため道中のA&Wに寄ることに決定。
このA&W、日本には沖縄にしかないファーストフードチェーン。沖縄ではあちらこちらにあり、「サロンパス味」でおなじみのルートビアで有名。ちなみにルートビアを飲んでしばらくは、げっぷもサロンパス味がするという、久光製薬もびっくりのフレーバー。決してうまくはないが、必飲。
で、謎なのがここのドライブインシステム。駐車スペースにインターホンがあり、インターホン越しに注文すると、店員が店から商品を抱えてやってきて、車で精算・商品引渡しをするという微妙なデリバリーシステム。非効率極まりない不思議なシステム。
もうひとつ謎なのがルートビアおかわり自由システム。2杯も3杯もいりませんて。味というより、この微妙な雰囲気を味わっていただきたいですな。

伊計島 大泊ビーチ(http://www.oodomari.com/

海中道路を抜け、中部東側の奥の奥にあるのが伊計島。手前の伊計ビーチは比較的有名だが、大泊ビーチともなるとレアのレア。駐車料金・シャワー使用料込みで1人500円。リーズナブル。とはいえ、施設的には何もないようなもんだが。
遅い時間のため、結構海水は濁ってはいるものの、魚は結構おり、沖縄ならではの風景。今年初泳ぎが沖縄とは贅沢だねえ。
また水温高めというのもありがたし。いきなり海に入ると体がピャッとするもんだが、沖縄ではすんなり体がなじむのがありがたい。
ちなみに連れ曰く、米兵が度胸試しに伊計大橋から海に飛び込むらしい。連れも幼少時代にやったことあるそうだが、正直飛び込める高さじゃねえっす。安全は保障できません。

ひかり食堂(http://www.okinawa-joho.net/gourmet/syousai-new.php?id_no=77

浦添市屋富祖のてびち料理の名店。「え? ここがうまいの?」と誰しもが思うくらい微妙な外観であり、正直ナニな店であり、店の中に入っても微妙に香るトイレ臭、店全体の煮しまり具合に不安になるが、ここのてびちが最高なんですよ奥さん! 沖縄屈指のお味なんですよ奥さん!
長時間煮られたてびちはホロホロのトロトロ。噛む必要もまったくないですな。脂肪分も抜けており、非常にあっさり。それでいて豚特有の風味は残っているんですよ。必要最小限の臭みというか、クセというか。こういうクセって、なければないで食べやすいんですが、まったくないと無個性でつまらなくなる。適度にクセが残っている感じですな。
てびちそのものを食べたいならてびち煮付け、出汁を含めて味わいたいならてびち汁がおすすめ。タケルンバはてびち汁の方が好き。沖縄の汁もの大好き人間なんで。てびち汁の方があっさりしてるしね。ただ煮付けがこってりというわけじゃなくて、煮付けの方が出汁を煮詰めてある分、味が濃いというだけ。味の濃淡の問題。塩加減はどちらも抑え目。小食の人は小サイズで十分。ご飯はついてくるので、頼まないように。2つくるぞ。
国道58号線の屋富祖信号の角。国道沿いだからすぐわかる。

沖縄ポートホテル(http://www.ishinhotels.com/okinawa-porthotel/jp/

夜遅くやっとチェックイン。国際通りにほど近く、車を使うにはなかなか便利なところ。国際通りは遊び・食事スポットが多くあり、確かに便利な地域なのだが、絶望的に車が混むため、少し離れた方がかえって便利なのだ。
リニューアルオープンして間もないためか、館内はきれいで清潔感あり。割安じゃないかな。

ジャッキーステーキハウス(http://www.steak.co.jp/

沖縄ステーキの名店。URLが大胆すぎるのはご愛嬌。沖縄ステーキ界の大御所的存在だからこそ許される。場所は沖縄ポートホテルの真裏。胃袋に余裕があるため、ステーキで締めることに。どんな締めだ。
味付けは特になく、自分でやるシステム。タケルンバは塩・胡椒・醤油の組み合わせが一番うまいと思うのだが、沖縄ではこの手の店には必ずA1ソースかNo.1ソースという甘めのソースがあり、それを使っている人が多い。フルーティーすぎておいしくねえと思うのだが……ま、人それぞれね。少なくても米には合わんよ。
テンダーロイン250gを注文。1900円。セットでついてくるスープが相変わらず微妙。ポタージュというか、何と言うか、とろ味のあるスープ。「コーンスターチスープ」というか「でんぷんスープ」というか。ま、結論はいつも「まずいまずいスープ」。沖縄ではどこのステーキ屋でもこれが出るのよね。
肉はそこそこうまい。まあまあ柔らかいし、でかいし。ただ年々割安感は薄れているような。沖縄以外でもこの程度ならどこでも食べれるんだよね、最近は。味を求めるならここより上はいくらでもあるし。ただ量を考えるとお得感はまだ健在。雰囲気や沖縄ステーキのスタンダードを抑える意味でも一度は行くべきかな。タケルンバは88とかステーツサイドよりはジャッキーが好きです。あと、入り口に肉を焼くシェフの写真があるような店には絶対行きたくないです。高いし、それほどうまくないからねえ。
ホテルに戻り、「残波」をちびちびやって気絶。