(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

最近見ないと思いきや久留米にいた

こんなニュースを見ました。

 人気ピアニストのスタニスラフ・ブーニン氏が福岡県久留米市石橋文化センターでの慈善コンサートで、「おばが危篤で演奏に集中できない」と、心痛のため演奏を中断、延期するハプニングがあったことが2日、分かった。

 主催者によると、ハプニングがあったのは1日のコンサート。ブーニン氏は1曲目の途中で演奏を中断、「5分休憩をください」といったん退場した。その後「昨日、親代わりだったおばが危篤だという知らせを受け、動揺して演奏できない。延期させてほしい」と演奏延期を観客に申し出たという。

 同コンサートは雲仙・普賢岳の噴火災害をきっかけに始められた。ブーニン氏にとっては日本デビュー20周年の記念コンサートツアーの初日で、10曲を演奏する予定だった。ブーニン氏は全国7カ所でのツアーを終える今月27日以降、再び久留米を訪れる意向を示しており「必ずまた来ます」と話しているという。

出典:スポーツニッポンhttp://www.sponichi.co.jp/index.html

あのブーニンでもこういう心の揺れってあるのね。ま、音楽って心の動きがモロに出るもんですからなあ。致し方なし。
しかし、最近名前を聞かなかったから、どこにいるのかなと思いきや、日本に来てたとは意外。ブーニン好きだからなあ、日本人。ショパン・コンクール関係者に対する珍重振りが凄いもんね。個人的には初期の荒々しいスタイルが好き。ミスタッチは多いけど、勢いに圧倒される。細かなテクニックより情熱だ!的な演奏していた頃が魅力的。音楽は技巧じゃないのよね、と思う次第だ。