本日のYouTube 最近のアニメ主題歌には哀愁が足りない
前回に引き続き、今回もアニメ主題歌。「サイボーグ００９」ですよ。
全般的に漂う哀愁感。そしてそれに立ち向かおうとするカッチョ良さ。当時もええなあと思って聞いていたわけですが、今聞いてみても良し。本編のアニメも名作だが、主題歌もなかなかどうして名作。
フルコーラス版はこんな感じ。
ちなみに原曲がいいとアレンジしてもいいもんです。アニメタルバージョン。
テンポ早め、キーもやや上げたアレンジ。普通にミディアム・バラードとして成立しとるのが凄い。ま、アニメの曲に平尾昌晃とすぎやまこういちを起用しとるってのが贅沢よね。売れる前の２人ならともかく、既に名を成していた２人なわけでさあ。
歌謡曲特有の哀愁はこのあたりが由来でしょうかね。「カナダからの手紙」「学生街の喫茶店」という２人の代表作に相通じる要素を感じます。重厚さというか、寂寥感というかね。アニメジャンルを超えた名曲だと思いますです、はい。
