ジンバブエが凄いことになってます。1月のインフレ率は10万%。物価は1000倍。
つーことは、月あたま10円だったものが、月末には1万円ということか。スゲエな、それ。金の価値もあったもんじゃねえ。
その結果、こういうことになります。
ジンバブエでは超インフレを迎えたことで、買い物において「100,000 and 200,000 notes bundled together in bricks」、つまり「10万ジンバブエ・ドルや20万ジンバブエ・ドルを束にしてレンガのようにまとめた札束」がよく使われるようになった。この「札束レンガ」を買い物バッグに詰めて、お買い物に出かけるそうな。
札束抱えてお店に買い物……超インフレなジンバブエの買い物風景と現状 - ガベージニュース(旧:過去ログ版)
うへえ、何たる買い物風景。ガキだった頃に第一次世界大戦後のドイツのインフレで「コーヒー1杯飲むために、カバン1個分のお金が必要だった」とか、「コーヒー飲んでいる間に、カバン2個分になった」みたいな話を聞いて「へえー、昔のインフレって凄いんだね」みたいなことを思ったわけですが、それと同じことが現在進行中ですか。スゲエな、ジンバブエ。
そしてこうなってくるとお金はもはやグラムいくらの世界。
米国の100ドル札1枚(1万円強)を現地通貨に両替すると、重さ約20キロもの札束になる。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200803090022.html
1ドル200グラム。「1粒300メートル」みたいなグリコ的世界。
企業などの組織に雇用されていない失業者の率は80%に及ぶ
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200803090022.html
雇われている人が2割。どうもありがとうございました。