(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

もはや反日ではない

リアル「少林サッカー」でおなじみ、サッカーの中国代表チームですが、あれは別に相手が日本だったからではないのです。あれがデフォルトなのです。その証拠に、東アジア選手権での北朝鮮戦も荒れた試合だった模様。

しかし問題となったラフプレーはなおも健在。レイトタックルやスパイクの裏を向けてのタックルを連発、イエローカード8枚、レッドカード2枚を受ける最悪の試合となった。有利な得点状況でも理性を失い、集中力を欠く悪癖は変わらず、試合終盤にはイエローカードを出した審判を怒鳴りつける選手まで現れ、マナー不足と意識の低さは明らかだった。

イエロー8枚(笑)。サッカーって11人でやるものじゃありませんでしたっけ。11人の試合で8枚イエローっすか。そしてレッド2枚追加で9名で試合敢行ですか。そりゃスゲエ。というか、それどんな「フォーメーションサッカー」ですか?
しかしこれを考えても、日本戦のご乱行は反日が理由じゃねえよなあ。そういう国民性であり、サッカーに対する無理解としか思えん。そうでなきゃ北朝鮮戦が日本戦以上に荒れる理由ねえもの。優勝ねえのに。勝っているのに。相手が日本じゃねえのにイエロー8枚という合理性がねえ。「ああいう人たちだから」が正解のよう。反日が理由じゃない。「誰にでもそうする」が正解。
それに日本はもはや一番嫌いな国じゃないらしいのよね。韓国の方が嫌いらしい。

日本は嫌いな国2位。一方で好きな国3位でもある。

一方、最も好きな国としてはパキスタンが1位、ロシアが2位、日本が3位だった。

日本では反日を強調することで、嫌中が盛り上がってるけど、中国はもうそういう感じじゃないのよね。日本に対しては好きだけど嫌い、嫌いだけど好きという至って普通の感情。「嫌いだけと好きじゃねえ」という韓国の方がもっと問題あるという現実。そして日本より北朝鮮の方を意味もなく削りにいくという短気っぷり。こういうのを合わせて考えないと中国は見えてきませんよ。
ま、中国にはサッカーの指導者より、道徳者とか哲学者が必要な感じですなあ。それこそオシムみたいな。

  • 足を蹴って何になるのですか? ボールは1ミリも動かない。

こんなこと言いそう。孔子の国にはオシムが似合う感じ。とりあえず、ワールドカップ予選で中国と同組のオーストラリアには「グッドラック」と言っておこう。もっとスゲエ少林サッカーになる予感。シュウォーツァーが楢崎級の丈夫さでありますように。

サイパンといえば

フルハム三浦氏(もう誰もこんな言い方知らんだろうが)がサイパンで捕まったわけですが。

刑法やら警察やらの関係者・事情通がここぞとばかりに大集合しております。個人的には「日本人で最もサイパンが好きな人」というわけで、長州力のコメントを聞いてみたい気がする。
サイパンは具合がいいよ。トレーニングには最高ですよ」
長州が忙しい場合は、有田(@くりぃむしちゅー)でも可。

両替屋はボロ儲けだな

秋葉原でTravelexのレートを見たんだけど、話にならねえな。

なんだ、この暴利は。これと比べてみてちょうだい。

ドル円のスプレッドが3円半、ユーロ円が4円。オーストラリアドル円にいたっては9円もとりますか。これじゃ外人は日本で両替しねえよ。自分とこで両替するか、現金がなくなってもクレジットカードでしか買い物せんわな。
これ、どういうことかザラっとした数字で説明すると、スプレッドというのは両替屋の手数料なわけです。市場では1ドル108円とする。で、このレートで両替してやっては、両替屋は儲からんわけですな。そこで取り分を確保する。ドルから円にするときは1ドル104円50銭、円からドルにするときは111円50銭。1ドル108円という値を中心に、売り買いで差をつけるわけですよ。この差をスプレッドというわけですな。
で、アメリカから来た人がいる。手持ちのドルを円にする。1000ドルを両替した場合、1ドル108円なら108000円になる。

  • 1000ドル×108円=108000円

これが両替屋に3円50銭とられると、1ドル104円50銭になるので、104500円になる。

  • 1000ドル×104.5円=104500円

3500円も両替で減るのですな。
そして帰国の際、日本円が余る。アメリカに帰るので、残りの円をドルに戻そうと。レートは同じ108円。となれば同じ1000ドルに戻すには、108000円あればいい。

  • 108000円÷108円=1000ドル

ところが、実際こうならない。ここでも手数料をとられるわけで、111500円必要。

  • 111500円÷111.5円=1000ドル

ここでも3500円取られる。往復で損しちゃうわけですな。合計7000円損するわけで、なかなかバカにならん金額。
他に両替屋がないから、こういう商売が成り立つんだろうけど、こういう商売ができるうちは観光立国できんわな。まさかここまでボッているとは思わなんだ。こういうの見ると、香港とかタイは観光客に優しいよねえ。レートがいいところでやれば、ほとんど為替で損しねえもの。かわいい程度の手数料。政府も観光庁をつくったりして、観光政策を進めるらしいが、こういうお寒い両替事情じゃねえ。
特にオーストラリアドル人民元は問題だなあ。スプレッドでか過ぎ。約1割も手数料をとってる計算になるわけでして。往復でお金が2割減ることになる。観光客が多いところだけに、影響が心配。今は両方とも円に対して強いから問題にならんけど、ちょっと円高が進めば観光客が激減しそう。そうなると北海道なんかはえらい影響受けるわけで。もっと良心的な両替屋があってもいいなあと思った次第。本当は銀行がその受け皿になるべきなんだろうけど、そういう商売をする気配はねえし、個人が気軽にやるような商売でもないしなあ。海外観光客向け個人両替商をするには規制がありすぎるし。
需要はありそうなんだけどねえ。やるとしても裏稼業になっちまうのが課題。ちょっと怪しい日本人(オレ)と、微妙な中国人と、裏がありそうな香港人で相談してみることにします。そして会社登記はシンガポールと。いかにも犯罪臭がプンプン。あからさまなので、会社はジブラルタルにおくか。一緒だよ。

伊豆弾丸日帰りめぐり

昨日は友人たちと計4人で伊豆めぐりを楽しんで参りました。

修善寺でそば

まずは一路修善寺へ。東名高速→小田原・厚木道路→西湘バイパス→真鶴道路の料金所ラッシュに萎える。……なんとかならんか、これ。特に真鶴道路。生活道路なのに有料道路って。しかも他のルートもあんまりねえんだよな。旧道はマニアックすぎるし、箱根周りは遠回りすぎるし。ま、料金所を回避するテクはあるんだけどね。小田原方面からだと、料金所手前で右折ポイントあり。犬の販売所みたいな看板が目印だ。以上、真鶴道路ちょっといい話。
そして修善寺。こちらでそばを。

かけそばかざるそばか、という潔いメニュー。二者択一オンママインだ。カナリアか。
この手の観光地とか、S場とかS科系のそばは極限までのへなちょこ量でおなじみだが、ここはきちんと1人前の量はある。1260円という値段相応の量じゃねえですかね。いいとこのそばだと、せいろ1枚2口で終了とかあるからねえ。この手の店の中では相当いいと思いますぞ。わさびも1本ついてくるし、持ち帰りできるし、そのためのビニール袋もくれるしね。……オレには関係ねえが(タケルンバはわさびが食えない)。
ただ、ここは手前の商売熱心すぎるお土産やが萎える。
「お兄さん、日本一おいしいソフトクリームだよ」
Sジャータなのに?

あじすし

修善寺から県道づたいに西伊豆・戸田へ。そこから海沿いに南下し、宇久須で小あじ寿司を。

なかなかうまい。うまいが「小あじ」というだけあって、小さい。13個のヤツを食べたが、全然足りない。もう1品欲しい感じ。
ま、この店は基本定食屋なんで、ラーメンとかあるんだけどね。あとカレーとか。焼肉定食というのもオツな感じだ。西伊豆まできて焼肉定食。オージービーフで腹いっぱい。海の存在を一切無視。松屋とかガスト行っとけ。

温泉はしご

食べたあとは温泉でサッパリ。

まず行ったのはここ。良く言えば「野趣あふれる」であり、ワイルドであり大胆。悪く言えば「何もねえ」。海そばに湯船一丁。以上、終了。体を洗うスペースもない。かけ湯をして、湯船につかるのみ。
とはいえシチュエーションはいい。眼前は西伊豆の広大な海。ザッパーン、ズッパーン。夕焼け時には最高。腰に手をあて、仁王立ちせざるを得ない。豪快にワイルドに温泉を楽しむにはよろしいかと。一応男女別風呂なんで、女性も楽します。多少の勇気はいるが。
そしてはしご湯としゃれこみ、こちらへ移動。

こっちは普通の立ち寄り湯。石けん・シャンプー・ボディソープ装備。一通りあるので、伊豆で遊ぶ帰りに丁度いい感じ。ま、沢田公園の方が無さ過ぎるだけかもしれんが。あちらはシチュエーション料と割り切ると吉。
尚、料金はともに500円。はしご湯をする場合は、この地域の5ヶ所の温泉を1回づつで1000円という券もある。半年有効なので、ちょくちょく来る向きにはいいかも。バスタオルは無し。タオルは100円で売ってます。手ぶらでOK。

沼津港で魚爆食

西伊豆の海岸伝いに北上し、沼津港へ。港で魚を食うのだ。で、この店。

非常にベタな選択。このあたりで一番混んでいるのですぐわかる。刺身・金目煮付け・ブリ照り焼き・天ぷらの定食を各自頼み、それにマグロのテールと海鮮かき揚げを注文。シェアして食べたわけですが……多すぎ。1品1品が強力なボリューム。金目の煮付けなんて、大きめのヤツが丸々1匹。それでいて、大人4人が目一杯腹いっぱいで1人2300円弱。これは安い。安すぎ。
混雑覚悟だが、リーズナブルでオススメ。沼津港は他の店もどこもうまいぞ。
そして帰宅。気絶。都合400キロの車移動。伊豆はなかなかよろしゅうございますよ。